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カテゴリ:教師について
前の記事に研修の事を書いたのをきっかけに、何人かの教師と2008年問題について話をしてみました。都市部では若い人が激増している職場が多く、どの教師も若手が空けた「穴」の影響が出てきていると言っていました。2008年問題は、継続しているということで、 たぶん、今後数年、2011年も2012年も問題だと思います。 いやいや、笑い話ではなく、ある学校では昨年度3つの学年(2・4・5年)で3人の若手が学級崩壊を起こたそうです。今年度はそれぞれが(3・5・6年)と進級し、クラス替えによって荒れた子供が混ざっているため、学級崩壊が起こっていない学年(つまり1・2・4年)にその3人を回したところ、再び学級崩壊状態に陥り、結局全学年に学級崩壊の芽をばらまいたことになってしまったそうです。うーん、厳しい。
私も学級崩壊を起こしている若手にずいぶんいろいろ教えてあげたのに、本人は今一つピンと来ていなくて、自分はそんなに間違っていないと思っているらしく、ウワの空でした。 まあ、もし、上下関係を強化したところで、教える能力がある人がいないという問題はすぐには解決されないので、困ったものです。前回主張したように、ちゃんとしたコンサルタントをつける制度が必要だと思います。学校外の人の感覚をもっと導入して(鵜呑みにするというわけではないです)、改革・改善を進める必要があると思います。 この資源も土地もない国が生き抜いていくためには、教育にはもっとお金と時間を割いてほしいです。「コンクリートから教育へ」です。
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