周波数の壁
日本の商用電源には50Hzと60Hzがあります。私は60Hz地帯の岡山で生まれ育ったのですが、20年程前に始めて50Hz地帯に2000mほど踏み込みました。結婚で60Hz地帯にあと1000mまで戻ったのですが・・・。我が家は50Hz/60Hzの境界線近くにあるのです。今回の東京電力管内の電力不足で計画停電のおかげで、この周波数の壁を思い知らされています。そもそも何故周波数の違いがあるのでしょうか。調べると、予想通りの哀しい結果が分かりました。要は関東が最初にドイツ製の発電機(50Hz)が設置されて、ついで関西にアメリカ製の発電機(60Hz)が設置されたからだそうです。後の地域は適当に広がって、何故か糸魚川静岡構造線にそって、東西に分断されてしまったようです。ちなみに50Hz地帯の3つの電力会社の2社(東電、東北電)が、電力不足になってしまったのだからどうしょうもない。この際だから首都機能を関西に戻した方が良いのでは?