カテゴリ:ナースの職場
昨日、東京都看護協会での「セカンドキャリアシンポジウム」に参加してきました。
東京女子医大の佐藤紀子先生がコーディネーターで、病院、訪問看護ステーション、老健施設の代表者がシンポジストとして開催されました。 行ってよかった! まず、ナースにとってのセカンドキャリアという定義について曖昧にしか捉えてなかったんですが何となくはっきりしてきました。 佐藤先生いわく、セカンドキャリアとは 『定年退職後や定年退職を控えたベテラン・ナースにとっての次の仕事』 『何らかの理由で退職し、再度仕事をしようと考えているすべてのナースにとっての次の仕事』 『今の仕事ではなく、もっと自分らしい仕事をと考えているナースにとっての次の仕事』 ということ。 そうすると、リタイヤした看護師、潜在看護師たちだけがセカンドキャリアを考える対象ではありませんね。 看護師にとっての次のキャリアはセカンドキャリア。 年齢にも関係ないですね。 あ、佐藤先生は、75歳まで働こう!って。そうしたら、70歳を迎えるという、とても品のある方が「勇気をもらいました。また挑戦します。」との感想を述べられてました。素晴らしいなあ。看護職ってすごいと改めて思いました。 現在では男性も増えてはきていますが、まだ看護師という職業は女性が多い。 女性にとってのセカンドキャリアとなると、ライフイベント(結婚、子育てなど)との兼ね合いが非常に関係する。 それを考えると、働きにくいし、ブランクが長いと特に専門職である看護師には復帰しにくい・・・などなど・・・ これを少しでも解決する手段って、まずはワークシェアリングだよなあって思ってたんです。短い時間だけ、お昼だけ、午前中だけ、土日だけ・・・それなら働けるという人がたくさんいても、雇用側がどういう待遇で扱うか、正規の職員との関係、仕事の仕方などでいろんな問題が生じることもあり、スムーズに導入することが出来ずにいるところも多いと聞いていたのです。 そしたら、昨日来られていた方々(現場の方ですよね)の雇用の工夫を聞いて、私が思い描いていたことを実現しようと努力している人がいるということに感激!!!頑張ってるんだなあって思いました。 いつか直接話を聞かせてほしくなり、名刺を渡して「いつか取材させてほしい」みたいなことを厚かましく言ってしまいました。 あんなふうに頑張っている看護部長さんたちを、もっと広く紹介していくことで、みんなが参考にしてくれる。そうすれば、今いる人たちだけに負担を強いているような状況が減る気がするんです。 せっかくキャリアカウンセラーの資格をとったんだ。私に出来ること考えていかなくちゃ。 なんだかいつも課題ばかりが増えていく気がするなあ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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