カテゴリ:自己理解から始まる仕事探し
私が行っている大学院の専攻は、「経営学研究科キャリアデザイン学専攻」というところです。
で、この中で、修論の発表会や先輩たちの論文を読んだり、自分の修論のテーマに沿った先行研究やテキストを読んでいるわけですよね。 当たり前ですが、専門の勉強をしていると、(といってもキャリアデザイン学専攻は、良いのか悪いのか、かなり幅広いんですけどね・・・)思考がいつもその方向に向いてしまうようです。発想も狭くなるのかもしれません。それは医学や看護でも同じなのかなあって思うのですが・・・ で、どうしてこんな事思ったかというと、先日受けた授業中に、他の専攻の方の話を聞いたときのエピソードがきっかけです。 M1の時は、必修科目をとらなくちゃいけないから他の専攻の科目をとる余裕がなかったので、キャリアデザインの人たちの中で授業を受けました。すると、多少業界は違っても興味関心の向きは同じ方が多かったから、話がスルリと入ってきてた。 でも、M2になって、他の専攻の授業も多少とっているわけです。で、その一つに政策科学専攻の授業をとってるんです。ですから、周りは政策科学の方が多い(当たり前ですが・・・) その授業中にひとりの方の修論のテーマを聞いたんですね。だけど、まず全然頭の中に入ってこなかったんです。 で、次に、発想の向きが180度違うんだ!ってことに驚いたんです。 これは私が勝手に思ってることかもしれないんだけど、キャリアや経営のことって、組織、そして、個人を扱いますよね。マクロな部分もあればミクロな部分もあるけど、わりと身近な問題だなって感じがしてました。身近というか、自分たちで取り扱えるって感じかな・・・ ところが、その方の専攻は、「政策科学」だからでしょう。扱う規模が違った!!!!! テーマは「どのような道州制にすればいいか」 私なんて無知なので、最初ピンとこないので、「どうしゅうせい?」「どうしゅうせいってなんですか?」と質問しちゃいましたよ。というか、頭の中に全くない問題だったんですよね。と同時に、そんなものをどうやって修論にできるんだろう?って思ってしまうほど驚いてしまったのです。まず、世の中では道州制にしようという動きがあることも知らなかったし、同じ修士で、そんな大きな問題に挑む人々がいるんて!!!!って驚いたわけです。 で、その時は、驚いただけだったんだけど、しばらく経ってから、時々、全然違うことやってる人や発想の違う人と話さないと、思考の方向が固まってしまう可能性があるなってこと。 ある時は、突き詰めないといけないんだけど、たまには、全然違うとこからみることも大事ですね。 いい経験でした!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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