テーマ:ゲーム開発者日記(457)
カテゴリ:就職
今回は、ゲームグラフィックデザイナーになるには、
どういう方法が有効であるか考えていきたいと思います。 前回の企画と同じように本職ではないため、 正確性に疑問が残る部分もありますが、 私の過去の経験から書かせていただきたいと思います。 まず、グラフィックデザイナー(以下、デザイナー)ですが、 なるために、必要な能力については、 ここであえて言及する必要も無いように思いますが、 あえて、言及するのであれば、基礎美術力に他なりません。 デッサン力、造形力等、それらの基礎力が無ければ、 ゲーム会社への入社はままならないでしょう。 さて、今回は、身につける能力云々よりも、 それらがある前提の上で、どういった方法が ゲーム会社への正しいアプローチとなるかを この場を借りて考えてみたいと思います。 まず、よく市販されているグラフィックソフトの熟練度を (例えば、MayaやLightWaveやPhotoShop等) 重要要素と考えて、 熱心に勉強されてくる方がいらっしゃいますが、 実は、この要素は、そこまで重要視されていません。 このような能力は入社してからでも 短期間で覚える事が可能ですから、 それ以外の能力を採用担当者は見たいと思うものです。 では、何を見たいかと言えば、 デザイナーに必要な能力の美術力です。 それらを正しくアプローチするには、 多種に渡った作品を提出する事が大切です。 よく、自分の得意なアングルに偏った人物画ばかりを 送ってくる方がいらっしゃいますが、 最初に落とされる方は、このような方になります。 どれだけ幅広い能力、 基礎能力があるかを見せる事が重要ですから、 色々なポーズの人物画(男性、女性両方が望ましい)、 風景画やオリジナル作品等を見せる事によって、 基礎やしっかりとした美術力がある事を採用担当者に 見せ付けなければいけません。 偏った作品は、それ以外は書けないと 判断される材料になるため非常に危険度が高いです。 次に、デザイナーで意外に有効なのは、 どれだけゲームそのものを勉強しているかを アプローチする事です。 実は、業界全体としてデザイナーは、 ゲームに対しての知識が薄い方が多い課になっています。 その分、他の遊びを知ってはいますが、 それを踏まえて、他の遊びも知っている事をアピールしつつ、 ゲームへの熱意、どれだけ勉強しているかを アピールする事が有効な手として作用する事 が多くあります。 このようなところで、他のライバルと差を計る事も 合格を目指す上では重要になってきます。 最後に、特に言及しておりませんでしたが、 他のセクション同様に、 協調性や社会人として当たり前のものは、 最低限、持ち合わせていなければいけない事を 付け加えさせていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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