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カテゴリ:音楽
10月7日に隣町のホールで行われた、ある歌謡教室の根城になっているスナック主催のカラオケ大会は現金が賞品という破格のものでした。
私もいさんで100名あまりの中で出場しまして、一般の部にて北島三郎の「橋」を熱唱させていただきました。 結果はなんと予選落ち。自分とてしてはそこそこと思っていましたし、推薦してくれた人も「悪くなかったのに・・・」と不審顔でした。2人の審査員のうち、作曲家の先生は良かったのですが、作詞家の女の先生が辛口の採点だったようです。 翌日推薦者の人に聞いてみました。ま、要は主催している店の常連さんが予選を通過していると言う現実でした。決勝まで残って聞いていましたがそんなに変わらないか、もっといまいちな人も多かったです。 優勝したのはやっぱりその筋の人で、誰もが「この人こそ」という人は3位となっていました。 それで8日の夜、その店で「段とり」なるイベントがあるとかで出かけてみました。 まあ、普通よりきたない店の中は約50名のおじさんおばさんたちがひしめいています。よく見るとみんな昨日会場で歌っていた人たちでした。受付で助六ずしのお弁当つきで4000円を払い、自分が歌う歌を申し出ます。本当は楽譜も昨日の大会と同じく提出が必要でしたが飛び込みなのでもってません。 司会は師範の一人、審査員は昨日の先生です。作曲家で6月に私が別の大会で優勝したときの人でもあります。 カウンター席の隣に座ったおじさんはなんと出身も同じ長野県。一回り年上です。 手書きコピーのプログラムを見るとその人は準6段です。一番低い人から3段というランクで、最終的には何代目師範と言う風になります。格段には「準」という中二階のようなクラスがあるため倍の人数がカウントできるわけです。 一番先輩が最後ですが、8段以上になると歌詞を見てはいけません。手元の画面は消されてしまいます。 うまくても新参者はすぐに上級者にはなれないわけです。みな1コーラスを歌います。 上級者になってくると確かに平均してうまいです。 私は前日に決勝で歌う予定であった五木の「ゆめかぜ」を歌いました。皆さん私が初出場ということで注目してくれました。なんか他の人より拍手が多かった気がしました。どういうわけかそこで途中休憩。もっとも26番でしたから。 隣の御仁は「いやあ、すぐ師範ですなぁ」と酒臭い息でお世辞を言ってくれました。 10段は2曲がノルマ。師範が5人ほどいて、2コーラスをうたいます。師範ともなると画面は見ても良いと言うのが「変」なわけで。 採点の合間に、マスターの呼びかけでデュエット合戦が始まり、画面に器械判定で点数が出るようにしてあります。3コーラスを3組で次々と交代して歌うわけです。 何曲かの後で私の知っている川中美幸の「二輪草」が出たものですから「歌える?」という司会の誘いについ「はい」と答えてある先輩格のおば様とデュエットしました。(ちょっと人気がでちゃったら困るな、なんてね) 歌った順番でいよいよ結果発表です。審査員の先生が認定状を読み上げます。 私は初心者ともあって「3段」を頂きました。マスターが副賞を手渡します。副賞が4段までは箱ティッシュ5個か洗剤1キロです。それより上になるとお米とかお酒とかをもらえます。 これは毎月第2月曜の夜に行われているとのこと。いつまで挑戦するのか考え中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.10 16:14:30
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