英語多読を続けて、12周年を過ぎた。
ここらでまた、好きな本を選んでみよう。
今回はAmazonリンクもつける。
楽天アフィリエイトにしないのは、BlackがKindleユーザーだからである。
以下、YLとは読みやすさレベルを表す。0~10で小数点もあり。
大体YL3が高校1~2年クラス、YL4がセンター試験クラスだろう。
1位:
Deltora Quest
全15巻/YL5.0
初めて読んでから今年で10年、今でも不動の1位。
謎解き要素を交えた冒険物語は、何度読んでも楽しめる。
この手のジャンルにおいては、定番中の定番とも言える作品だ。
英語で読み始めて次に日本語、アニメもDVDで見た。
で・・・そろそろAmazon.jpでKindle版を発売してくれないかね?
2位:
The Land of Stories
全6巻/YL4.3
2年前の下見旅行で見つけ4巻まで購入、その後5~6巻は発売直後に読んだ。
6冊全て日本の外で買っている。
童話の世界で始まった物語は、現実世界にも広がりを見せる。
特に主人公であるAlexとConnerの双子が好きで、旅していて相当楽しい。
Blackがどっちに似ているかといえば・・・9:1でAlexだろう。
今回ベスト5は全て児童書で揃えたが、難易度はこれが最も低い。
長さの割には簡単に読める。
3位:
Avalon Web of Magic
全12巻/YL5.2
2012年7月にニューヨークで買ったシリーズだ。
ストーリーは「動物保護×魔法ファンタジー」、アメリカンな魔女っ子物語と言えるかもしれない。
特徴といえば挿絵が豊富なこと。
ベスト5のうち、これだけは表紙と章扉以外も絵が入っている。しかも質も量もいい。
特に漫画版の絵柄は日本でよく見るものに近い。
超常現象が多発するので、その分難易度は高め。読むには読書慣れが必要だ。
しかしKindleで安く買えるのがありがたい。
4位:
Harry Potter
全8巻/YL7.0-8.0
さすがは超人気作品、英語で読むと日本語とは違った味わいだ。
「英語の作品は英語で読むと一番楽しめる」ということがわかった作品でもある。
(部分的に例外もあるが)
ただし、求められる英語力はかなり高い。日本語で先に読んでなかったら、果たして読めたかどうか。
話が進むごとにさらに難しくなる。4巻を乗り切れるかどうかが鍵だ。
5位:
Alice Mckinley
全28巻/YL5.5
Aliceの生活を描く日常物語。
家族や友人に恵まれ育つ中でも、いろいろな出来事が起きる。
もっとも、8~18歳という範囲ならこれくらいあっても不思議ではないが。
時々えrい話もあるのは、そういう年頃だから仕方ない。
全28巻で100万語オーバーとかなりの長編。
実は最終巻は読んでない。27巻もあまり楽しくなかったので、読み返すなら26巻までか。
6位:
The Ring
Pearson English Graded Readers Lv3/YL3.4
海辺の村に住む、狂った青年Raphelの物語。
一体何があったのか、村人達から話を聞いて回るのだが
真相はRaphelしか知らない。そして、彼は狂っている。
緻密に作り込まれ、2時間で読み切れる長さにまとまったストーリーは圧巻。
自信を持っておすすめできる。
7位:
The Hideki Matsui Story
洋販ラダーLv3/YL4.5
90~00年代に活躍した野球選手、松井秀喜氏の物語。
ヤンキースでの3年目(31歳シーズン)までを扱っている。
Blackは昔からG党だったが、この本で初めて知ったことも非常に多い。
野球ファンならぜひとも読みたい1冊だ。
8位:
Fly Away Home
Pearson English Graded Readers Lv2/YL2.2
Canadaに引っ越して来たAmyが、親のいないGoose16羽を育てる。
しかし、冬が来る前にGoose達は暖かい南方へ渡らなければならない。
導けるのはAmyの親子だけ。
英語多読コミュニティができた初期の頃から、ずっと面白い本の代表格であり続ける・・・が、今はなぜか絶版に。
映画もチェックした。
9位:
A to Z Mysteries
全26+6巻/YL3.3
Americaに住む、3人の小学生達の謎解き物語。
殺人は起きないが、主人公達に危険が迫る話も。
その一方で単なるお騒がせ事件もあったりする。
面白さ、読みやすさともに高いレベルだ。
訳本もあるが、なぜか11巻で止まっている。
また続編のCalender Mysteriesもある。こちらは全13巻。
こちらは事件らしい事件はあまり無く、ちょい物足りないかもしれない。
10位:
Seasons and Celebrations
Oxford Bookworms Lv2/YL2.6
英語圏のイベントをまとめた本。
新年から始まり、イースター、独立記念日、感謝祭、クリスマスなどなど。
こういった本で異文化を学ぶことができるのも、英語多読の楽しみの1つと言える。
実際に現地で体験したイベントも増えてきた。
ベスト10は以上。他にも面白かった本はたくさんある。
冒険ならSecrets of Droonも結構よかった。
サスペンスなら007シリーズやBristol Murder、
古典であればThe Picture of Dorian Gray、Dr.Jekyll and Mr.Hyde、
他にはThe Wizard of Ozをはじめとする童話系も。
いい本にたくさん出会ってきた。英語でなければ読めなかった本ばかりだ。
まあ、前回とほとんど変わってないわけだが
ここで再び日記にまとめたのは、今後ネットで英語多読の話題が出た時に
おすすめ本の情報をすぐ出せるように準備するということだ。
毎回書き直すのも面倒なので。
こういう時に、保存性の高いブログの長所が活きるというわけである。