トロントのレストラン巡り、第53回。
5/23以来、2週間ぶりにお届けする。
まだ本格的な営業再開には時間がかかりそうな、ここトロントのレストランではあるが
テイクアウト限定で営業している店も少なくない。
当面の間は、そうした店に狙いを定める。
今回足を運んだのは、中華レストランのHouse of Gourmet。
トロントのチャイナタウンにあたる、Dundas×Spadinaにある。
https://www.houseofgourmet.ca/
この周辺には両親とトロント旅行の時に行ったAsian Legend(⇒
2019/9/12)をはじめ、数多くの中華料理店が並ぶ。
テイクアウトが前提なので、麺類は候補から外して肉類と炒飯から選んだ。
辛い肉と辛くないチャーハンの組み合わせがいいと考え、四川鶏肉と揚州炒飯に決定。
合計で税込み$27.1(約2440円)だ。
外で15分ほどの間、出来上がりを待つ。
炒飯はエビと豚肉が入った、シンプルな味付けだ。
とてもストレートなおいしさを味わえる。
量も多く、これひとつで1食分になるだろう。
だが、チキンは期待したほど辛くない。
さらに肉より野菜の方が多いくらいで、ボリュームの面でも今一つの評価だ。
以前食べたHot Spicy Spicyの辛いチキンも、唐辛子の多さに対して肉はそれほど多くなかった(⇒
2020/8/11)。
その時も今回も、わかっていれば選ばなかった。
中華レストランの肉料理は、写真を見ずにオーダーしてはいけない。学習した。
中華で辛さを味わうなら、麺類の方が確実だ。
ところが難儀なことに、中華の場合は全てのメニューに写真がつくのは期待できそうにない。
なぜなら料理の種類が非常に多いのだ。
1軒の店に200~300種類の料理が置かれていることもザラにある。
混同を避けるため、番号が振ってあることも多い。
イートインが解禁されれば、中華レストランでは「店で麺類を食べ、炒飯をテイクアウトで買う」が定番になりそうだ。
その時になったら、また来てみようか。