ポケモン各地方のストーリーを順番にプレイする、ポケモン巡業。
Blackは近年では対戦をやらなくなり、写真撮影とストーリー巡回がトレーナー活動のメインだ。

開始前にじっくり考えてパーティを組み、実際に旅をしてその編成を評価する。
道中難なく進んでこれたか、戦って楽しかったか、その観点で見れば
パーティの評価はピンからキリまである。


ポケモン巡業は2014～15年に1周しており、今回は2周目にあたる。
2018年のLピカチュウから始まり、旧銀、Aサファイア、プラチナ、黒1、白2、Yと来て
最後にウルトラムーンで完走となった。
しかし、YからUムーンまで3年も空いたのは長すぎた。

Lピカチュウと旧銀はプレイ記録を書いたので、日記の「ポケモン巡業」カテゴリには含まれていない。
それぞれ1ページ目へのリンクを置く。

・Lピカチュウ
・旧銀


さて、まずはクリアデータを書き並べてみよう。
初回エンディングまでで区切りにした作品と、強化ポケモンリーグまで挑んだ作品がある。
作品ごとに達成した実績と、プレイングに条件をつけた作品はそれも併記する。
図鑑は「見つけた数/捕まえた数」。


Lピカチュウ（強化ポケモンリーグクリア）
プレイ時間26:14、全滅0回、図鑑149/109種
ピカチュウLv64、ブースターLv61、スターミーLv59、エビワラーLv61、サンドパンLv62、プクリンLv65
ラストバトル時平均Lv…61.8vs66.2


旧銀（ジョウト編クリア）
プレイ時間11:29、全滅0回、図鑑177/42種
オーダイルLv40、オニドリルLv38、デンリュウLv41、ユンゲラーLv39、ケンタロスLv38
ラストバトル時平均Lv…38.4vs46.7


Aサファイア（エピソードデルタクリア）
プレイ時間21:49、全滅0回、図鑑187/62種
ジュカインLv52、シザリガーLv50、レアコイルLv52、キュウコンLv51、ラティアスLv51
ラストバトル時平均Lv…48.2vs56.3


プラチナ（本編クリア）
プレイ時間19:42、全滅1回、図鑑206/58種
ゴウカザルLv48、ムクホークLv49、フローゼルLv49、サーナイトLv49、サンダースLv49、ユクシーLv51
ラストバトル時平均Lv…48.7vs59.3


黒1（本編クリア）
プレイ時間16:09、全滅0回、図鑑137/49種
エンブオーLv48、ヤナッキーLv48、ドリュウズLv48、シンボラーLv45、デンチュラLv46、レシラムLv51
ラストバトル時平均Lv…47.2vs52.3


白2（チャレンジモード・本編クリア）
プレイ時間20:30、全滅8回、図鑑240/62種
ジャローダLv56、ルカリオLv56、エレブーLv56、ワルビアルLv59、ウォーグルLv56、スターミーLv56
ラストバトル時平均Lv…56.8vs61.3


Y（学習装置OFF・本編クリア）
プレイ時間18:45、全滅0回、図鑑304/45種
マフォクシーLv50、カメックスLv51、クロバットLv50、ワルビアルLv51、サンダースLv49、ヘラクロスLv49
ラストバトル時平均Lv…52.0vs65.5


Uムーン（学習装置OFF・強化ポケモンリーグクリア）
プレイ時間35:14、全滅12回、図鑑323/96種
ガオガエンLv59、ジバコイルLv61、ルチャブルLv60、ドレディアLv60、ラグラージLv60、サーナイトLv59
ラストバトル時平均Lv…59.5vs68.7


白2以降の作品では、伝説抜きの6体編成にした。
近年の剣盾やSVでは秘伝要員を入れる必要がなくなり、無理なく6体でパーティを組める。

クリア時のパーティの平均Lvを見ると、Lピカチュウ、白2、Uムーンが高い。
ただしLピカとUムーンはクリア後もある程度進めたので、初回クリア時なら白2が最もレベルが高くなる。
逆に、上がりにくいのは銀と、今回やってないがXD。

ラストバトルで最も大きなレベル差を背負ったのは、Yだ。
学習装置を切ると、かなりハードな戦いになる。
さらに、通算5周目で最も低いレベルで進んできた。
これで1敗もしなかったのは、プレイングに関して高い評価を出せる。


全滅回数は、白2とUムーンだけで大部分を占める。
前者はチャレンジモード選択で難易度を上げた。特に中盤がきつい。

先週書いた総括の通り、Uムーンでは本気で強いパーティを組んだ。
それでようやく乗り越えられるという、ポケモン史上でも特に難しい作品だった。


以上を踏まえて、巡業2周目のベストパーティは……Yを選ぶ。
道中もリーグも厳しいバトルの連続だったが、1敗もすることなく乗り切った。
同様に高難度を突破してきた白2や、同じパーティでもう1周したくなったプラチナも評価が高い。


たくさんのポケモンを相手にする旅パーティでは、速攻型が有利なのは間違いないが
巡業1周目の経験から、あまりに紙防御過ぎるポケモン（ダグトリオやサメハダーなど）は今回外した。
状態異常要員を入れるのはもちろん、可能なら1体は積み技持ちが欲しい。

それでもやはり、攻撃範囲の広い速攻アタッカーを多めに採用するのが基本だ。


続いては、タイプ別に分ける。
44体のうちタイプ2つが26体なので、合計は70となる。
※5世代までのフェアリータイプは無視する

ノーマル……プクリン、オニドリル、ケンタロス、ムクホーク、ウォーグル

かくとう……エビワラー、ゴウカザル、エンブオー、ルカリオ、ヘラクロス、ルチャブル

どく……クロバット

ひこう……オニドリル、ムクホーク、シンボラー、ウォーグル、クロバット、ルチャブル

じめん……サンドパン、ドリュウズ、ワルビアル×2、ラグラージ

むし……デンチュラ、ヘラクロス

いわ……無し

ゴースト……無し

はがね……レアコイル、ジバコイル、ドリュウズ、ルカリオ

ほのお……ブースター、キュウコン、ゴウカザル、エンブオー、レシラム、マフォクシー、ガオガエン

みず……スターミー×2、オーダイル、シザリガー、フローゼル、カメックス、ラグラージ

でんき……ピカチュウ、デンリュウ、レアコイル、ジバコイル、サンダース×2、デンチュラ、エレブー

くさ……ジュカイン、ヤナッキー、ジャローダ、ドレディア

こおり……無し

エスパー……スターミー×2、ユンゲラー、ラティアス、サーナイト×2、ユクシー、シンボラー、マフォクシー

ドラゴン……ラティアス、レシラム

あく……シザリガー、ワルビアル×2、ガオガエン

フェアリー……プクリン、サーナイト


やはり今回も大きく偏った。
でんき、エスパーは8パーティ全てにいる。ほのお、みずが7体で続く。
かくとう、ひこう、じめん、あくタイプも採用率が高い。
以上のタイプを中心に組むのが、Blackの旅パーティの定番だ。

その他、今回くさタイプが健闘した。
みずタイプと攻撃範囲が被り気味だが、分担できるパーティ編成にすれば活躍の場は多い。
例えば、Uムーンでラグラージとドレディアを採用したが
じめん複合のラグラージは攻撃範囲が広く、みずで弱点を突けるじめん、いわまで一任すると負担が大きい。
こういう場合、くさタイプとの併用が有効だ。

逆に、いわ、ゴースト、こおりが今回採用ゼロとなった。
いわタイプは巡業1周目に続いてのゼロ。
ウルトラサンの1周目でルガルガンを入れた以外、旅パーティに連れていった記憶が全くない。
これは、3周目をやるなら意図的に誰か採用するべきか。

そして、同じポケモンの採用は2回までに抑えた。
実力あるパーティを組むことと、いろいろなポケモンを連れ歩くことのバランスを考えると
この2回という制限は妥当なところだろう。


最後に、プレイ時間を見てみよう。

30h以上……Uムーン
20～30h……Lピカチュウ、Aサファイア、白2
20h以下……プラチナ、Y、黒1、旧銀

銀が際立って短いが、これはこの後にカントー編があるからだ。
もっとも、特に旧金銀のカントー編は弱いトレーナーばかりで単調なので大抵カットしているのだが。

黒1が次に短く、それに続くのは意外にもYだった。
長いイメージのあるXYで20時間切りを実現できたのは、安定したバトルができればこそ。
これも、今回Yをベストパーティに選んだ理由のひとつだ。

次は、白2で20時間切りを狙いたい。


長くなったが、総括として書きたい話は以上だ。

3周目をやるかどうかは未定。巡業の形でやるか、やりたくなった作品に単発で着手するかは決めていない。
いずれにしても、次にストーリーをやるのはLピカチュウの予定だ。