21時まで明るい夏のトロントでは、仕事帰りに出歩くのも楽しみのひとつだ。
今日は、
CNタワーに行ってきた。
トロントを代表する名所のひとつ、
高さ553mのタワーだ。
6/12のルーフトップバー、
6/27の展望台に続き
今年の夏のトロントで景色を味わうシリーズの3本目としても書く。
CNタワーに上るのは、これが5回目。前回からちょうど2年ぶりになる。
過去4回も全て日記を書いた。以下にリンクをまとめる。
【CNタワー】
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2016/11/05(1回目、トロントに来て最初の週末)
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2018/12/19(2回目、クリスマスの夜景)
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2019/9/15(3回目、両親とトロント旅行)
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2022/6/23(4回目、夏の夕方)
季節と時間を変えて、何度か上ったということだが
今回は前回とほぼ同じシチュエーションを狙った。
昼の長い6月に、トロントの夕方の景色を見る――という目的だったのだが
コロナ明け、かつ展望デッキの下層が改装中で
これまでにない大混雑、ゆっくり景色を味わうのは難しかった。
2年待ってデッキの改装も終わり、そろそろリトライしようと思っていたわけだ。
せっかくだから快晴の日を狙っていたのだが、今年は6月から先週にかけて天気があまりよくなかった。
先週に至っては、
朝は快晴でも夕方になると雲が増える日ばかり。逆ならよかったのだがorz
6/27などチャンスもあったが、そんな時に限って展望デッキが一部閉鎖される日と重なってばかり。
二重三重にタイミングが悪いorz
日の入り時刻が21時台のうちにと思っていたので、天気予報を見ても今日がラストチャンスだった。
2階に展示されている、レゴCNタワー。これもライトアップされる。
これをカメラに収めたら、エレベーターで展望デッキへ向かおう。
時刻は20:07、この日のトロントではまだ夕方には少し早いってところだ。
まずは展望デッキを一巡り。
前述の通り、下層は前回来た時は改装中だったので
前々回以来、5年ぶりに足を運ぶ。
そして、景色をカメラに収める。
この日撮ったのは45枚、その中からベストショットの数々を選んで掲載しよう。
夕方のダウンタウン。中央からやや左下に、市庁舎の建物が見える。
何度も数限りなく歩いたエリアだ。
本土と島の間を、フェリーが往来している。
対岸の船着き場が見えるだろう。
さらに、この季節ならクルーズ船もいくつか運行中だ。
5年前に乗った船(⇒
2019/7/14)は、この時どの辺を進んでいたのだろうか?
20:46、そろそろ日暮れの時間だ。
北西の地平線に沈んでいく夕日を目当てに、たくさんの人が集まる。
動画で撮っている人も多かった。
さらに時間が進み、夕方から夜に移り変わるトロントの景色をカメラに収める。
こんな感じで、7月のトロントの夕方を味わってきた。
だが、今回もかなり激しい混雑だった。
僕と同じく、夏の夕方の景色を目当てに時間を合わせて来た人は大勢いるってわけだ。
チケット買ってタワー外の行列に並んでから、展望デッキに行くエレベーターに乗るまで
30分かかった。
これだけ人が多いと、落ち着いて風景を味わうのは難しい。
ダウンタウンの市庁舎前も、ハーバーフロントも、北西のビル街も、数限りなく歩き回った場所なのだが
思い出を景色とともに味わうには、ちょっと騒がしい。
ゆっくりと思い出を味わいつつ景色を見る目的なら、夏の夕方は避けた方がよさそうだ。
とはいえ、目的を変えて何度も上るには高すぎるのだが。
入場料は税込み
$53.11。今日のレート(CA$≒118円)で約6270円だ。
初めて行った2016年11月の時は$39.55(約3050円)、2年前は$48.59(約5100円)。
値上がりに値上がりを続け、円安も重なり、円ベースでは8年前の2倍にまで上がった。
タワーを降りるとギフトショップに出て、さらに進めばちょうど受付に帰ってくる。
この内部を1周するようなルート構成は、合理的で印象に残る。
21時まで明るい夏のトロントで、夕方の景色を味わった。
この夏でやりたいことを、ひとつクリアだ。
これからもよろしく、トロント。