タイトル、最近悩みまくってたら思ったこと。
トロントに来て、もうすぐ8年になるのだが
今に至ってもシェアハウス生活が続いている(家のグレードは上がったが)。
他の長期住民のように家を買ったり、まして現地で結婚したりというレベルには全く達する気配もない。
で、僕はどんな生活をしてきたのか振り返ると。
働いてはいたが、ある意味引きこもり生活だった。
いや、世捨て人と言う方がいいかもしれない。
離れた場所からただ俗世を眺めるような、そんな時間を過ごしてきたような気がする。
特に、コロナで在宅勤務の間はそういう生活をせざるを得なかった。
そして、こう思う。僕はこういう時間を求めていたのではないか?
特に日本社会から距離を置く時間が必要だったのかもしれない。
どこまでも1人時間を多めに欲しい僕が欲しかったのは、これだったのか?
少なくとも、僕には必要な時間だった。間違いなく言える。
ただ、ちょっと長すぎた。あと2年か3年くらい短くてもよかった。
まあそこはコロナのせいで足止めを食ったということで。
今なら、もう少し人と関わりたいと思う。
実際にイベントに出かけ、人と話す機会を意図的に増やしているところだ。
まあ、僕の話術の無さに失望するばかりなんだけどorz
これからのことを考えても、もう少し人と会う頻度を増やす。
十分すぎるほどの1人時間を得た後でなければ、こうは思えなかっただろう。
いや、本当はまだまだやりたいゲームも見たいアニメもあるんだけど。
他にも風景目当ての外出やレストラン巡りなど、ブログ執筆はあらゆる趣味と掛け合わせられる万能趣味なんだが
それと同時に時間のボトルネックになっている気がしてきた。
加えて、ゲームならプレイ記録の執筆や難易度を上げてのやり込み、
アニメならインタビュー読んだりスクショ撮り集めたりなど
ひとつの作品を深く楽しむ傾向にある。
それゆえ作品の数は絞っているのだが、それでもなお時間が不足している。
加えて、家族にも何かできることをしたい。
料理を覚えて、旅で出会った味の数々を再現できるようになりたい。
家族と過ごす時間を増やすために、ここらで日本に帰ることも考え始めている。
ならば転職の見込みも考えなければならない。
カナダでの転職活動にこれ以上の展望が無ければ、40歳になる前に撤退する方がいいか。
それまでもう少し粘ってみるか……いくつかの転職エージェントと面談して、考えているところだ。
いずれにしても、カナダに来てよかったと思うのは間違いない。
学生時代に積み上げた学業の成果は、日本では上位数%に入ると言えるだろう。
あれで派遣同然の就職しかできず上がり目も無いとなれば、何のために勉強してきたのかわからなくなり
努力などせず遊んでいた方がよかったという結論になりかねない。
それだけは避けることができたと、今なら言える。
70日間ヨーロッパ一周に、トロントで出会った数々の楽しみと思い出。
積み上げた成果に見合うものを手に入れた。
で、次はどうするか――という段階なわけだ。
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Last updated
2024.09.16 12:40:17
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