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カテゴリ:今日は何の日
今日は1902(明治35)年1月25日に旭川市でマイナス41度を記録した「日本最低気温の日」です。これより低い記録もあるのですが気象庁の公式記録の対象とはなっていないため、このマイナス41度が日本の最低気温記録となっています。マイナス41度というのはお湯が一瞬にして煙に変わる(氷の粒になる)ような状態だとのこと。
1902(明治35)年というのは悲惨な「八甲田山遭難事件」が起きた年でもあります。1月末に、シベリアを想定した軍の寒地作戦が八甲田山で実施されました。青森の歩兵第5連隊第2大隊は寒波による風雪の中で道を失い196人もの死者を出す結果となりました。極寒の中での軍事訓練が招いた悲惨な事件です。小説や映画などの題材にもなりましたので知っている方も多いかと思います。
この事件が起きた時の現地の気温のデーターはありませんが、常識では考えられない暴風雪と寒さの下での無茶な訓練が招いた当然の悲惨な結果でした。 旭川で記録されたマイナス41度というのは想像もできない気温ですが、寒さに弱い私なら生き抜くことは難しいかもです。2000年1月27日に北海道陸別町ではマイナス33.2度を観測し、その時には道の駅にあった自動販売機の中の「温かい飲み物」が全て凍ったそうです。
ちなみに私の経験した最低気温は、北広島市でのマイナス21度でした。北広島市は札幌市に隣接しているのですが、札幌市よりもかなり気温が低いんです。同様に札幌市に隣接する江別市や恵庭市も札幌市よりも気温が低い地域です。
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