テーマ:今日は何の日(5936)
カテゴリ:雑学
今日は1月10日で110番の日です。110番の日は警察庁が1985年12月に制定し翌年から実施しているそうです。全国の警察で、ダイヤル110番の有効・適切な利用を呼びかけるキャンペーンが行われます。
110番は1948年に東京など8大都市で始まりましたが、当初は番号がまちまちで東京は110番、大阪や京都などでは1110番、名古屋では118番となっていたそうです。1954年に全国で番号が統一されて110番になったとのことです。
昨年1月から11月までに全国の警察で受理された110番通報は820万6502件で、前年同期より7万5733件(0・9%)減ったそうです。全件数の約2割は緊急性の無いもので事件に遭ったという虚偽通報や悪戯などの通報もあるそうです。警察庁では通報は事件や事故、人命救助など緊急性のあるものにとどめ、その他は「警察相談専用電話」(#9110)にかけてほしいと呼びかけています。
緊急性の無い110番通報としては「道路が渋滞しているが何かあったのか」「運転免許証を返納したいのだが」といった各種照会が最多の76万5960件となっています。 その他の110番通報では「今日は何月何日ですか」「今は何時ですか」「外の天気はどんな状況でしょうか」ということもあるそうですが困った話です。 「蜂の巣の駆除をして欲しい」「夫が奏でるギターの音がうるさくて眠れない」「鍵を無くしてしまったので部屋を開けて欲しい」「出前が来るのが遅いので対応して欲しい」「妻の帰りが遅いが浮気をしているようだ」「ゴキブリが出たので退治して欲しい」「大きなクモが出たが殺虫剤をかけても死なないので何とかして欲しい」「トイレが詰まって困っている」「病院へ行きたいので送迎して欲しい」「ガソリンスタンドで順番をまっているがなかなか自分の順番が来ない」「近くに24時間営業のガソリンスタンドはあるか」「タクシー会社の電話番号を教えて欲しい」などということも。 更には「外出で留守にするのでその間自宅周辺をパトロールして欲しい」「子供を怒っても言うことを聞かないので叱って欲しい」「小銭が無くて困っているので両替のために来て欲しい」などの110番通報もあったそうです。私の理解の範囲をはるかに超えています。
「エアコンが壊れて暑くて死にそうなので何とかして」との110番通報が。「警察は家電の修理はしていません」と答えると「俺が熱中症で死んでもいいのか」と逆切れ。一緒に飲んでいた妻がいなくなったので探して欲しいと夫からの110番通報。妻は先に帰って自宅で寝ていたそうです。こんな事例は紹介しきれないほどまだまだたくさんあります。色々と紹介しているうちに馬鹿らしくなり疲れてきましたのでこれで終了。 でもそんな馬鹿らしい事に警察が対応している間にも緊急事態は発生します。馬鹿らしい話にそこそこに対応したり無視すると「税金を払っているのにその態度は何だ!」という抗議の110番があるそうですから対応する人も大変でしょうね。もう少し考えて欲しいとは思いますが、そんな人たちには何を言っても無駄かなとも思います。何とかならないものでしょうかね。
各警察署では相談の内容に応じて専門の係員が相談に乗ってくれます。「#9110~シャープキュウイチイチマル」に電話をかけると相談内容に応じて相談担当部署へつないでくれるそうです。♯9110であっても馬鹿らしい相談は迷惑な話ですからくれぐれも注意して欲しいものです。 にほんブログ村
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