テーマ:皆既月食を観測」しよう!(90)
カテゴリ:天文
今日は全国で皆既月食が見られます。とは言っても晴れてくれるのが前提ですが、予報では北広島市は曇りとのこと。雲の切れ目からでも見られればいいのですがどうかな。
北海道ではオホーツク海側で綺麗な夜空が期待できるそうです。帯広や釧路など東部太平洋側では雲が広がってきますが皆既月食までは見られる可能性が高いとのことです。北海道のその他の地域は雲に覆われると予測されていますが、月食は長い時間に渡って続きますので雲の切れ目から見られるチャンスがあるかもとのことです。全国的にもあまり天気は良くないようですが皆さんの地域ではどうでしょう。 今日は今月2回目の満月です。月は地球に近い位置にあり最も地球に近づくのが20時頃、普段より約7%大きく約14%も明るく見えるそうです。そこに皆既月食が起こりますが、こうした状態で地球上から観測できるのは35年ぶりとのことです。 今日は月に2回目の満月でこれを「ブルームーン」月が地球に接近した際に見える月は「スーパームーン」と呼ばれています。皆既月食で食の最大時に赤っぽく見える現象は「ブラッドムーン」と呼ばれます。なので今回の月食は「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」だそうです。 今回は月食の一部始終を観測できるのが特徴。20時48分に始まり明日0時11分に終了となります。皆既月食が続く時間は1時間17分ほどです。
今年は注目すべき天文現象が多く天文ファンにとっては嬉しい1年になりそうです。7月27日深夜から28日朝にかけて皆既月食があります。8月にはペルセウス座流星群が12月にはふたご座流星群があり、条件が良く多くの流星の出現が期待できるそうです。7月31日には火星が地球に接近、6000万キロメートルより近い距離での最接近となるのは2003年の最接近時以来となり観察の好機となります。
天文ファンじゃなくとも天文現象にはワクワクしますよね。夜空を眺めて綺麗な星に感動したという経験がある人もいるでしょう。宇宙の不思議に興味を覚える人も少なくはないでしょう。 オリオン座の赤い星であるベテルギウスは地球から500光年の距離にあります。光速で500年というのは凄いですね。地球から最も近い銀河までの距離は65000光年です。「1秒間に地球を7回半回ることができる速さ」で65000年を要する距離とは想像もできません。宇宙での距離や時間を考えると人生というのは瞬間的な時間なんだなと感じることもあります。時々は星を眺めて色々なことを考えてみるのも有意義かと思います。 にほんブログ村
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