カテゴリ:異常気象
今月4日は北海道帯広で34度を記録し全国1位の気温。翌日5日は北海道美幌で32.4度を記録し全国1位の気温となり「北海道は沖縄よりも暑かった」と報じられました。北海道で今の時期に真夏日や夏日が続くのは異常で7月下旬から8月上旬並みの気温です。
「北海道は沖縄よりも暑かった」との点について本当にそうなのかなという疑問が生じました。確かに最高気温では沖縄よりも高い気温とはなったのですが「1日24時間で比較した場合は沖縄のほうが暑かったのでは」言い換えれば「沖縄のほうが北海道よりも暑い1日だったのでは」という疑問です。
北の地域では南の地域での最高気温より高くなっても、最低気温では南の地域の方がはるかに高い傾向にあるからです。気象協会の今日の予報では私の住む北広島市は最高気温が25.9度で最低気温が13.2度となっておりその気温差は12.7度です。日中は暖かくても朝晩は寒いと感じる日もあります。 同協会の沖縄県那覇市の今日の予報は最高気温が31.8度で最低気温が26.6度となっておりその気温差は5.2度です。4日に全国1位の気温となった帯広市の今日の最高気温は28度で最低気温は12.8度との予報となっており、その気温差はなんと15.2度となります。 このように北の地域と南の地域の気温を様々な地域で比較検討してみると、最低気温では南の地域がはるかに高い傾向にあることがはっきりと分かります。
北海道ではこれから徐々に気温が下がっていくようです。北広島市の明日の最高気温は21.2度、明後日の最高気温は16.1度との予報になっています。最低気温も下がっていきますが長期予報によれば今月10日の最低気温は6度となっています。これはストーブを使用しなければ耐えられない気温です。
暑くなったり寒くなったり、気温差が大きかったりで体調維持が難しい時期です。本州では梅雨入りが発表された地域がありますがジメジメした不快な時期となりますね。梅雨の時期には自律神経のバランスが崩れ心身に影響を及ぼすことが多いそうです。体が重くだるい・うつ症状・頭痛・肩凝り・腰や膝関節の痛み・食欲不振などの様々な症状が出ますが「梅雨バテ」「梅雨だる」などと呼ばれています。梅雨バテを上手に乗り越えないと夏バテで体調を崩すことになります。 梅雨時期の不快な症状を予防改善するには「規則正しい生活をする」「栄養バランスを考えた食生活」「毎日の適度な運動」などが有効です。またエアコン作動下での生活・冷たいものを飲む機会が増えるなどによって体が冷え胃腸が弱るなどの不調も起こりがち。温かいものを飲むように心がけたり長めの半身浴などの工夫で体温を上げることも重要だそうです。
にほんブログ村
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[異常気象] カテゴリの最新記事
|
|