頑張れ!ＰＴママ!!HOME

今日はずっと書きたくて書けなかった日記を書きますね
（日記公開のご本人の承諾はいただいています♪）

今年の１月の終わり頃
私の元にある友人から１本の切実なメールが着たんです
その方はＰＴ養成校の先生をしているのですが、
そちらの養成校で去年国試に失敗してしまい、
今回再チャレンジをするという女の子がいると・・・

その方の話では彼女Ｈさんはとても真面目で学校の成績も優秀
でも必要以上に緊張してしまうのか、本番で実力が出せないようだとのこと
最近国試も近づき、なんだか態度もソワソワ・オドオドになっており
励ましても彼女の様子からは「自信」の影が消えてしまっていると

先生としても今年こそは合格してほしいし、
なんとかＨさんに自信を持って国試に臨めるように
私にＨさんへコーチングをしてもらえないかな
というメールだったのです


正直、私もそういう方のコーチングはしたことがないし
「私に任せて！」という感じではなかったのですが、
国試まであとわずか（１か月）しかないし、
少しでも力になれれば…と依頼を受けたのでした


彼女は受験生で時間に制約もあるので
今回はセッションを「メール限定」として、自分で出来る時間に行って

まだ顔も見たことがない彼女と初めは自己紹介からメールを
彼女との約束はメールには出来るだけ正直に書くこと
基本的に書いたまま見直しをしないで気軽に…ということを約束して


まずは今の気持ちの把握から…
去年失敗してももう一度チャレンジしようと自分で決めたことを確認♪
そして、
ここまで諦めずに勉強してこれた自分を褒めてあげようって

それから、
「そもそも、初めは何でＰＴになりたかったんだっけ？」ということから
「じゃあ、これからどんな自分になりたいのかな？」
「就職したら、どんなＰＴになりたいと思う？」・・・と

そんなメッセージのやりとりをしていくうちに
Ｈさんのあるクセが明確に

・・・それは、頭の中の自分の言葉

一つの事実が起こった時にどんな言葉で受け入れて
そして、そこから・・・自分を褒めるのか？けなすのか？
そんな話になった時、Ｈさんからこんな返事が


＞四葉さんが言うとおり、「～すべき」「～なきゃ」と何か行動を取る時、
　よく心の中で自分に言っています。
　だけど、その言葉とは裏腹な気持ちの自分もいたりして、葛藤してしまって、
　その場で悩んでしまうこともしばしばあったりします。


そうそう、
自分で「こうあるべき」という枠を作ってしまうから
そこまで届かない場合、それを否定しまったり、自分って駄目なんだ…と
思って凹んでしまったりしますよね。


でも本当は「こうあるべき」の前に、今ここにいる自分があるんですよね♪
枠の中に自分をはめていくのではなくて
まずは自分自身を受け入れること…
それが、初めの１歩

そんなメールをＨさんと２週間ほぼ毎日やりとりし
Ｈさんが自分を認め始めて、だんだん元気が出てきた頃・・・

今度はスタンスを変えて♪
Ｈさんが自ら毎日勉強の目標を立て、宣言しそれを報告することにして

自分が出来そうなペースで、日々の小さな目標達成を積み重ねて
試験直前まで毎日欠かさずメールしてきたＨさん

そして迎えた国試本番は
私もまるで自分が受験する時のようにドキドキ
最後の１か月を一緒に歩んできた仲間として、まさに祈るような一日でした


そして、本番が終わり翌日の自己採点後
Ｈさんから一通のメールが・・・


「先ほど、自己採点してみたところ、合格ラインを越えることができました!!
　そして、昨日はとても落ち着いて試験を受けることができました。
　
　四葉さんのコーチングを受けることが出来て、本当によかったです!!
　こんな風に気持ちが少しずつ前向きに変化できたこと、とても幸せでした。

　悩んだり、自分がなんとなく振れてしまいそうな時は、
　今まで先生が言ってくださったことを思いだそうと思います。

　国試まで応援して下さって、本当にありがとうございました!」と


思わず、涙ウルウルですよ～

良かった、良かった・・・本当に頑張ったね、Ｈさん
（その１か月後、無事合格したと連絡を受けました）


今回、本当に予想外の突然の依頼でしたが、
こうしてコーチングを通して
少しでもＨさんの自信を取り戻すきっかけが出来て本当に良かったです♪
今回の経験は私にとっても良い思い出になりました


この４月からはＰＴとして初めの一歩を歩き始めているＨさん
これからも陰ながら応援しているからね～

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