眼福でございました

バブル期、男の子たちが読んでいたライフファッション誌（←多分）に『ホットドッグプレス』というものがありました。その誌面で北方謙三の悩み相談室（？）「試みの地平線」という連載があり、結構私はそれが楽しみでそこだけはチェックしていました。

寄せられる悩みは今思いだしても相当トホホな内容でしたが（まぁ思春期の男の子の悩みですから）、それに対する北方謙三の回答がある種時代遅れと言えるほど「ハードボイルド・男の美学」という様式に乗っ取ったもので、両者のスタンスが全くかみ合っておらず凄くシュールで印象的でした。

私にとって北方謙三のイメージはその後も「試みの地平線」でしたが、
今話題のこれは気になっています。



「水滸伝」！！

誰か読んだ人に聞きたい。やっぱり「試みの地平線」の延長上にあるんでしょうか？？

「男のロマン」「ハード・ボイルド」・・・
なんか北方謙三の世界って、別にこちらも望んでないのに「女子禁制」の貼り紙している汗くさい男子運動部の部室みたいで、なかなか手が伸びません。
食わず嫌いでしょうかね。