今日は上司と飲みに行って先ほど帰ってきたので日記はやめようと思いましたが、nhatnhanさんの日記に書き込みしたら、そのネタで少し書きたくなったので、新ネタとして「言語マニア」シリーズ行きます。マニアックな内容になると思いますのでお許しください。
私事ですが、小さな頃から外国のことに相当な関心がありました。とは言っても正直貧乏な家庭に育ったので、外国などへ行くことなどは毛頭ありえず、世界地図をいつも眺めているだけでした。小学生高学年のころにヘボン式ローマ字を覚えたくらいで外国語に直接接する機会などは全くありませんでした。その後中学に入って当然英語を習い始めるわけで、なぜか英語だけだと物足りなく感じ(英語は好きでしたけど)、何か違う言語をと思い、当時NHKのラジオ講座でやっていたロシア語講座を中2で聞き始めたのが英語以外の言語に接した最初です。なぜロシア語にしたかというと、単純に学校へ行く前に聞けるタイミングで朝7:40から放送(20分間)をやっていたからです。この時間帯にもし別の言語の講座が放送されていれば、その言語を選んだはずです。ロシア語講座は半年間全部毎朝聞いて、残りの半年は7:00から放送のあったドイツ語講座を聞きました。
このころ、短波放送で外国の放送を聞いて報告書を送るとそのお返しに放送局から送られてくる、絵葉書のようなベリカード(Verification Card)を収集する趣味、BCL(Broadcasting Listeners)というのが一時的に流行したので、北京放送(日本語放送)からテキストを無料でもらって中国語講座を聞いたりしました。中国さまとの関係はここから始まったことになります。他にも「何か送れ」と頼むと特に気前良く語学講座のテキストや地図を送ってくれる共産圏諸国、ソ連や北朝鮮の放送もよく聞きました(面白くはなかったですが、異様な点は興味をそそりました)。
そのあとも、引き続きラジオ講座を中心にフランス語、スペイン語、韓国語(韓国語の講座は確か高2の頃「アンニョンハシムニカ~ハングル講座」という名前でこのときに放送開始)、イタリア語(これは確か大学に入ってから放送開始)などもかじりました(ちゃんとしゃべれるわけでは全くありませんが、発音の真似が好き)。そんなこともあって大学は語学専攻のところに入ろうとずっと思っていました。でも特にどの言語を専攻にするかは相当悩みましたが、まあ人があまりやっていない言語、そういう意味では英語やフランス語は却下、88年のソウル五輪を控えていた韓国語や言語学を目指すのならモンゴル語とかもろもろ候補に挙がりましたが、結局当時まだあまり人気がなく、定員は多いものの競争倍率が低かった中国語を選ぶことにしました。ここでの選択が今の生活に影響していると考えると、真面目な話、結構感慨深いものがあります。
その後も大学に入ってからは、授業で中国語のほかに、第2外国語が英語、その他は手当たり次第いろいろ選択しました。中国語系・中国からみでは台湾語、チベット語、古典系ではギリシャ語、サンスクリット、そのほかに韓国語、ロシア語、フランス語などやりました。授業以外でも広東語やエスペラントも少しかじりました。あと発音好きの琴線に完璧に触れる「音声学」というのも面白かったです。
社会人になってからも断続的にですが、いろいろと少しずつここに挙げていないものもやりましたが、中国語と英語以外は人に言えるレベルではないものの、いまだに趣味として続いています。
そんなことで長くなりましたが、今後マイナーな言語を中心に小ネタとして少しずつ紹介させていただきたいと思います。ご興味あればぜひご訪問ください。
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