シネコンで見る映画の快適さに目覚めたので、3週間前に見たクリント・イーストウッド監督の硫黄島2部作のうち「父親たちの星条旗」に続く、日本側視点の「硫黄島からの手紙」を今日は見に行きました。泣けました。渡辺謙と二宮和也の演技はとても良かったです。内容はとりあえずここあたりをご覧ください。
さて、もう先週の金曜日の話になってしまいましたが、今日は台北の話。選挙で盛り上がっていた話は8日(1)と8日(2)の日記でも書きましたのでその他の写真を少々。
7日の午前中の訪問先の人たちと昼食をした後、近くに国立・台湾大学がありましたので、食後の散歩がてら連れて行ってもらいました。訪問先の人のうちの一人もここの卒業だったということでありがたいことに中を案内いただきました。台湾大学といえば、台湾の最高学府、日本で言えば東大のようなところですが、日本統治時代に帝大のひとつとして作られているので、日本人にとっては郷愁のようなものを感じてしまいます。
横の門から入ってまず見えたのが「管理学院」。MBAの勉強をするところだそうです。
これは比較的新しい建物だそうです。
左側は学生向けの売店と軽食コーナー。コンビニも入っています。
最近日本の大学には入ったことがないですが、まるで日本の大学の雰囲気と変わりません。大陸の大学にも入ったことはありますけど、そういう感情は全く感じませんでしたが、台湾はやはり違います。
こういう雰囲気、日本の大学にありますよね。
このあたりの建物は相当古いです。
近くで見るとこんな感じ。日本統治時代の建物のようです。
これは正門から伸びるメインストリート。南国的な雰囲気もあっていいところです。
これは、台湾大学の後に訪問した「南港軟体園(ソフトウェアパーク)」というところ。台北市の東側にあるソフト企業の集積地域です。最近台湾では「白い巨塔」の台湾リメイク版が流行っているそうですが、ここが病院としてロケに使われたそうです。確かに病院といわれればそれで十分通りそうです。
台湾に今回行って再認識しましたが、台湾人は中国語を話すことを除くと、身のこなしやしゃべり方などなど、日本人とほとんど変わらないのではないかと思いました。今回、強く印象に残ったのは、台湾人が「不好意思Bu4hao3yi4si1」(些末ですが台湾の北京語は最後が軽声にならないのが普通) という言葉を日本語の「すいません」と同じ意味でしょっちゅう使っていることです。地下鉄に乗ったときも、中学生の男の子二人が私の横を通り過ぎるときに二人とも「不好意思」と言ってましたし、訪問先の女性とタクシーに乗ったときも、運転手に行き先を告げるときにまず「不好意思」と言ってから話していました。もしかしたら、今の日本人(特に中学生なんぞ)よりもずっと礼儀正しいのではないかとさえ思いました。大陸に行くと「毎日が戦い」のような気持ちになりますが、台湾にいるとこちら側も人間が丸くなる気がします。
台湾、やはりいいところです。もっと日本人は大事にしないと・・・
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