10日くらい前から花粉症の症状が出て、外を歩くとくしゃみを連発します。昨年は花粉の飛散量が少なくてあまり症状が出ませんでしたが、今年は暖かいせいもあり、厳しそうです。つらい季節でございます。
さて、今日は病気と英語に関する話を少々。私、糖尿病もちなもので、毎月1回くらいある総合病院に通っています。この病院は大規模でいろいろな科があるのですが、外国人患者もそれなりに多いので、「○○科」に併記して英語でも表記があります。私のかかっているのは「糖尿病・内分泌内科」というのですが、他に「循環器内科」「血液内科」「脳神経外科」などいろいろな科があったりします。これらを英語で何というかなんて、普通の人はわかりませんよね。ちなみに糖尿病はDiabetes(ダイアビーティース)というのですが、漢字を使う日本人や中国人などは何となく「糖尿」という字を見ればどういう病気とか想像がつきます。でも、英語だと普通のネイティブの人ではその英語を見てもちょっと想像しようもないのではないかと思いました。上に挙げた「○科」は、大体「-ology」で終わるものが多いような気はしますが、それを見ても普通は会話などで使いそうもないのでネイティブでも絶対難しいと思います。
その話を会社のバイリンガルの30歳くらいの男性(米国滞在が長く、日本語よりもむしろ英語が得意)にしてみたところ、普通のアメリカ人はそういう病名の英語は知らないということだそうです。じゃあ、「耳鼻咽喉科に行きたいときには何ていうの?」と聞くと、「大体アメリカの病院は総合病院なので個別に『何科』というのを知らなくても大丈夫」というので、「総合病院に着いて耳鼻科にかかりたいときはどうするの?Noseなんとかっていうの?」と聞くと、回答に苦慮していました。
「じゃあ『花粉症』って何ていうのかな?」と聞いてみると、「アメリカには花粉症というのはないですね」ということだそうで、「あえて言えばallergyですかね」と。「『花粉』ってのはどういうの?」と聞くと、「あまりそういう場面はないので知らない」ということでした。こういうところはアメリカでは大雑把なのかもしれませんね。ちなみにあとで辞書で調べてみると、「花粉」はpollenというそうで、「花粉症」はpollen allergyのようにいうみたいです。flower powderとはいわないんですね。「花粉症」と書いてあれば日本語や中国語ではすぐわかりますが、英語はこういうとき不便な言語(英語だけではないでしょうが)と思いました。
そういえば、かつて大学受験のときに、『試験に出る英単語(通称:出る単)』で、astrology(占星術)、astronomy(天文学)のような紛らわしい単語が出ていて、astro-が付くと「宇宙」に関係するなどということを勉強したような気がしますが、こういう英語も難しいですね。でも、実際の試験にこんな単語が出ることはなかったですが・・・
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