今日は休日としては久しぶりにほとんどどこにも行かない日になりました(夜に日帰り温泉には行きましたが)。仕事の関係で必要になったので、実家にある昔の資料を掘り出していたら、1988年に台湾を初めて旅行したときに買った地図がたくさん出てきました。「世界地図」「台北地図」「澎湖島地図」などいろいろ出てきましたが、やはり印象深いのは下の「中華民国地図」。
これは別に歴史地図ではなく、1988年当時台湾で販売されていた正当な現行の地図です。日本で普通に見るものや、大陸で発行されるものとは見た目違いますよね。特に上のほう、黄色い部分の外モンゴルが中華民国領になっているのが目立ちます。他にも今では現存しない「熱河省」(今の河北省北半分)、「西康省」(今の四川省西部とチベット自治区東部)など、主に東北を中心に見慣れない名前が出てきます。北京は「北平」となっています。基本的に終戦以前の地図のままです。
1990年代の初頭までは台湾政府の認める中華民国の正式領土はこの地図のとおりだったのですが、気持ちはわかりますけどさすがに現実との乖離が激しすぎます。でも、もう今ではこのような地図はきっと売っていないでしょうから、地図マニアとしては買っておいてよかったと思います。
1988年に行った台湾旅行の写真復活日記はここ(去年の9月11日と12日)で書いています。良かったらどうぞ。
また面白い掘り出し物が見つかりそうです。。
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