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テーマ:海外旅行(7476)
カテゴリ:北欧
今日の早朝、無事にフィンランドのヘルシンキから4泊6日の日程を終え帰国しました。ヘルシンキ空港には2時間前に着いたのに、出国の長蛇の列と係官の仕事の遅さで危なく乗り遅れそうになり、久々にしびれましたが、それにしても最高気温20度くらい、夜10時過ぎまで太陽が出ている北欧フィンランドは、くそ暑い日本を逃れる場所としては最高でした。仕事柄、アジアやアフリカの厳しい国に行くことがずっと多かったわけですが、純粋観光のみでアジア以外の国に行ったのは初めてでした。欧州も15年前にアフリカ出張へのトランジットで行って以来でした。最近、生活水準や福祉レベルあるいは税負担が高い北欧が日本の今後を探るための比較対象として取り上げられることが多いこともあり、その中でおそらく日本から一番飛行時間が短い国がフィンランドであり、ITの分野では世界最大のケータイメーカ、ノキアの本拠地があるのもフィンランド。そんなこともこの国を選んだ背景にあります。 ここ数年の夏の旅行は、基本的にすべて自分でネット経由で手配しています。今回のフィンランドも、フィンランド航空(Finnair)のサイトから安値の期間を選び、ホテルもそこからリーズナブルなところを予約し、事前にカード払い。また、最初はフィンランド以外の北欧の国や温泉が有名なハンガリーなども候補にしましたが、たくさん行くと疲れそうなので、ヘルシンキから豪華大型客船で簡単に日帰りができるバルト三国のひとつ、エストニアのタリンに行くことにしました。ここもネット上で事前に予約をして行きました。あと、4泊もあるので、電車でちょっと遠くまでということで、フィンランド国鉄(VR)のサイトから現地で予約をしたりしました。あらためてITで旅行が便利かつ効率的にできるようになったと思いました。 あと、言語マニアでもあるので、せっかくなので、欧州では異質な言語のひとつであるフィンランド語も少し勉強していきました。そんないろいろなことも踏まえつつ、以降とても冗長になりますが、鬼のように撮った写真をもとにたぶん10日以上でレポートします。よろしかったら適当なところまでお付き合いください。。 8月17日夜、羽田空港直結のホテルに前泊。18日朝6時半ごろのFinnair共同運航便のJALで関空へ。この日は天気が良く、左舷窓側の席に座ったので富士山の赤茶色の頂上が完璧に眼下に見えました。写真は7:37、関空ターミナル内に入ったところ。関空は初めて降り立ちましたが、成田と違い滑走路からの誘導路が短く、効率的ですね。また、ターミナルの構造も吹き抜けが多く、ターミナル内をつなく電車など、本来アジアのハブになれそうな素晴らしい設計だと思いました。あと、大量に土産を買いこむ中国人の多さ、アグレッシブな店員もたくさんいて、アジアらしい活気を感じる空港だと思います。東京にいるとネガティブな報道のせいで滅入るときも少なくないですが、日本も大阪や九州などアジアに向いた地域が中心になって、国を建て直す時期が来ているのではないかとさえ思ったりします。 こちらがヘルシンキ行きのFinnair。11時に一路ヘルシンキへ出発。10時間以上のフライトは久しぶり。アラフィフおやじにはちときついかも。。 エコノミーの座席でもすべてにこのタッチパネル式テレビがついています。14:48(日本時間)、シベリア上空通過中。左の湖はバイカル湖。この手前、左舷にアムール川(黒龍江)とウスリー川(松花江)の合流地点、昔60年代に中ソ軍事衝突があったダマンスキー島(珍宝島)あたりがくっきり見えました。 この座席テレビからは、SMSやEメールも送れます。試しに会社の同僚に送ってみました。送信1通あたり2ドル、受信したのを開くのも2ドルと、ちょっと高いですがいろいろできるものです。 15:26(現地時間)、ヘルシンキ・バンター空港到着。10時間以上タバコを吸えなかったので、出口で一服。久しぶりに吸ったのでちょっとクラっときました。 空港内のWiFiの看板。 ノキアの専門店も入っていました。フィンランドといえばノキアですが、街中ではあまりケータイのショップそのものを目にしませんでした。アジアとは違いますね。となりは通信キャリアのSonera。私のケータイはこのSoneraと大半の時間ローミングしてました。 15:31、Finnairの空港バスでヘルシンキ市内へ。約30分で宿泊するホテルの近くに停まります。 言語マニアはこういうのに惹かれます。上からフィンランド語、スウェーデン語、英語の順番。フィンランドは95%くらいの人の第一言語がフィンランド語。かつてスウェーデンに長期間統治された経緯からスウェーデン語も公用語になっています。ここは空港なので英語も併記されていますが、街中に行くとフィンランド語とスウェーデン語の表記しかないところが多く、見てもさっぱりわからないことしばしばでした。でも、フィンランド人は誰でも流暢な英語をしゃべりますので、英語さえなんとかなれば不自由ありません。 市内までのハイウェイ中。運転席横の席に座りました。ここでは昼間でもヘッドライトをオンにしないといけないようです。 ガソリン代は日本よりやや高め、というところでしょうか。ここ最近の円高でほとんど同じくらいかもしれません。 16:28、Scandic Continentalというホテルにチェックイン。大型ビジネスホテルみたいな雰囲気でした。もともと由緒あるホテルだったのかもしれませんが、いろいろ効率化されています。 なぜか部屋の壁に海老蔵。 さらになぜか北斎も。 17:45、ホテルを出て中心部に行きます。 ホテル前を走るトラム。初日は徒歩で中心部まで行きましたが、その後はずっとこのトラムにお世話になりました。さて、初回レポートはこんなところまで。。
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