今週の日月の連休を使って、台北まで一泊弾丸遠征してきました。もともと行く予定はなかったのですが(夏休みのパスポート盗難の反省もあり)、仕事で台湾について話す必要が生じたので、1週間くらい前にまた思いつきで手配しました。台湾は2007年以来7年ぶりになります。
日曜の朝、往路は成田から。時間があったので展望デッキに出てみると、カメラを持ったマニアの方々が多数いました。
そしてこちらが搭乗するEVA航空の機体。機内アナウンスは北京語、英語、台湾語、日本語という順番だったような。久々に聞くライブの台湾語にマニアとしては感動。
3時間ちょっとで台北の北側、淡水河の河口あたりがみえてきました。このあと桃園空港に到着。前回までは「蒋介石空港」でしたが、いまは「桃園」。日本語では音読みで「とうえん」が正しいことになっていますが、「ももぞの」と言ってしまいますね。
以前は桃園空港から台北市内まではバスのみでしたが、試しに高速鉄道(台湾新幹線、高鐵)で行ってみることに。空港から高鐵桃園駅へはバスで10分ちょっと。都バスみたいな雰囲気のバス。
上にある高架駅が高鐵の駅のように見えますが、あれは建設中のMRT(市内は地下鉄)。
高鐵はこちらの地下駅。
自販機で切符購入。簡単です。プサンから乗ったKTRもそうですが、一見の旅行者からすると、日本より台湾や韓国の方が切符が買いやすいと思います。日本も2020に向けてもっと旅行者目線で考えるべきかと。翌日の帰路で羽田空港で北京から来て新幹線で三島まで行くという中国人に道を聞かれて京浜急行で品川まで一緒、その中国人の不安感がよくわかりましたが、東京はちょっと難しいと思いますね。
さて、まだ時間があるので駅構内を見学。
北上(台北方面)、南下(高雄方面)という意味。
駅構内のファミマ(こちらでは「全家」)。中央部に「関東煮」(おでん)。テイクアウト系は日本のより充実感あり。
これは高鐵グッズの自販機。あとでも出てきますが、台湾は随分と鉄ちゃん化してます。
こちらはFree WiFiスポット。
では「北上」のホームへ。
地下ホームです。
来ました。台湾新幹線。
車内は日本の新幹線そのものですね。韓国のKTRもそうでしたが、ここも左側通行。なぜか新幹線系は日本と同じ左側通行が多いですね。
桃園から台北まで2駅。途中の停車駅はこの「板橋」。前々回来たときも開通前の高鐵の板橋駅を見学しましたが、板橋区民としてはこの駅は深い親近感を感じてしまいます。今はこのあたりの住所は「新北市板橋区」というらしいので、まさにいい感じです。
「板橋」のスペルは「Banqiao」。前々回(2006年)のスペルは台湾式ピンインの「Banciao」でしたが、大陸式に統一されてしまったようです。。
台北駅に到着。これから地下鉄(捷運・MRT)で上の方にあるピンク色の支線「新北投」まで行きます。
その前に台北駅前で一服。
MRTの駅。
駅前の「秋葉原」の看板に目を奪われます。1Fに無印良品もありますね。駅前の雰囲気は日本の地方駅とそっくり。博多駅前とかに似てますね。
駅前の看板。英語の下にベトナム語とかタイ語が並んでいるので、そのあたりの方々がポイ捨てが多いということでしょうか。
駅地下の駅弁屋。台湾では弁当は旧字体で「便當」。
そのとなりの鉄ちゃんグッズ屋。日本みたいです。台湾には日本統治時代に敷設された渋いローカル線もたくさん走っていますので、嗜好もとても似ていると思います。
大型観光端末。プサンにもありましたが、自撮りしてメールで送れるタイプのもの。
これは驚き。台北郊外を走るローカル線平渓線と日本の江ノ電のコラボ。
ゆるキャラも日本にそっくり。
駅構内のマッサージ屋。これは中華っぽいです。
こちらは観光端末。
隣にWiFiスポット。