台北弾丸遠征レポート(2)。台北駅から北投温泉へ向かいます。北投温泉は日本統治時代に日本人が開発した台北の北の郊外にある温泉地。微弱の放射線が岩盤から出る温泉として有名ですが、「北投石」というのはここと秋田県の玉川温泉にしかないということです。
では、MRTで北投温泉へ。語学マニアな話ですいませんが、MRTでは(現総統の馬英九が台北市長だったこともあり)台湾国鉄とは違い2006年はすでに中国式ピンインでローマ字表示され始めた直後でしたが、この線の終点「淡水」はピンインではない「Tamsui」と台湾語系スペル?になっているところ興味深いです(「台北」もピンインの「Taibei」でなく従来からの「Taipei」ですが)。
ちなみに、地下鉄は右側通行です。
乗り換え駅の北投駅に到着。途中からMRTは高架を走ります。
北投温泉へ行く支線のホームにあった温泉オブジェ。一駅「新北投」駅まで行きます。
新北投行きの電車は観光電車の趣。
車内も観光主体の造り。
北投温泉の最寄り駅、新北投に到着。
ここにも温泉系のオブジェ。
WiFiは充実してます。
中央部が今いるところ。南北逆になっていますが、左側に目指す北投温泉。
駅前の様子。
緑のあるほうが北投温泉の温泉街。
日本の地方都市の景色といわれても気がつかないですよね。
新北投駅はこんな立派な駅舎でした。
北投公園を通って温泉街へ。
公園の周辺や中に見どころたくさん。
これは石川県の和倉温泉の老舗、加賀屋直営の温泉旅館。
なだらかな登り坂を進みます。
こちらはかつての温泉施設を改修して作られた温泉博物館。あとで中に入ります。
「湯煙天狗」、いい感じです。
先ほどの加賀屋の入口。まるで日本。
隣の旅館には温泉マーク。
いい雰囲気っす。
では、「北投温泉博物館」に入ってみます。
日本統治時代の北投温泉の絵葉書だそうです。
これは1970年代のマッチ箱のデザイン。このころは台湾は公娼制度もあったと聞きますので、歓楽街的なところだったのかもしれません。
座敷です。
いい感じのテラス。
映画も上映されるようです。
櫻井廣三郎という日本人がラジウムを放射する鉱石を発見したところから北投の歴史は始まるようです。まだまだ続く北投温泉。。