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カテゴリ:健康
先日の月曜日で手術からまる一ヶ月。 退院から3週間となりました。 20数年前に子宮癌で子宮を摘出した際は 比較的早く、体調も戻ったような気がしていたのですが 今回は、私の年齢的なものもあるせいか 体力がなかなか戻らず、 胃腸の調子も悪かったりします。 今回の病気は、ムチン性卵巣脳腫というもので 卵巣の中にムチンという粘液が溜まって どんどん膨れ上がるものでした。 それが、大きくなるにつれて内臓を圧迫し、 いずれは、破裂の危険性もあるというものでした。 私は、子宮を摘出しているものですから 常にどこかしら痛むのはいつものことでしたし、 体調の悪さも、少し早目の更年期なのかなぁと思ったり 下腹部が膨れて来たのも、これが中年太りというものか? なんてのんきに思って放置しすぎてしいましたσ(^◇^;) 本部競技会の一週間後の11月10日日曜日は、 毎年恒例の自治会の皆さんとの草むしりと擁壁の蔦切り。 私の体調がイマイチだったので 生徒が私のお手伝いに来てくれてました。 上が我家なんですが・・・ 下の土地も我家の土地なのに 緑化の為とかで、 この擁壁の蔦を全部撤去できない事情がある 面倒臭い自治会の環境だったりします。 とりあえず、私も頑張ったもので、 腰の痛みが激しくなり、 腹痛もいつも以上になっしまいました。 比較的痛みに強い私なのですが、 この日は、立っていても、座っていても、横になっていても 痛みを耐えられなくなり、 見かねた母と妹と姪っ子1号が 日曜日でも急患を受け入れている病院へ 連れて行ってくれました。 病院から、日曜日も出勤日の旦那へ 腹痛で、病院に救急診察して貰いに来ているとメールすると 「食中毒?ノロウィルス?」との返信。 なぜか、笑っちゃいましたが・・・ 腹痛と言われれば、そう思っちゃいますよね? 急患担当の医師にも、初めは、膀胱炎?と言われ 原因がわかるまでは痛み止めもしてくれず放置され、 レントゲンやCTスキャン撮影をされました。 結果的に、 「どうも卵巣あたりが腫れているようだ」 とのこと。 一応、総合病院だったので 夜間担当の婦人科の女医さんが来て下さり 「明日、もう一度、産婦人科で診て貰うように」と言われ やっと、痛み止めの座薬を入れ貰い、その日は帰宅。 翌11日に、言われた通り産婦人科で受診を受けましたが 「18日に投影剤を投与してのCTスキャン、 23日にMRI撮影、 26日に今後の治療方針と手術の日を決めましょう」とのこと。 卵巣の中のものも、5~6キロはあると言われました。 もともと、卵巣は、うずらの卵程度の大きさなんですが 私の卵巣は、お腹いっぱいに膨れていて 胃や腸を圧迫して押しつぶしていました。 どうりでお腹の調子が悪かったり ちょっと食べるだけで気分が悪くなったり 吐いたりしてたはずです。 この時も前日とは別の女性医師だったのですが・・・ 私は産婦人科の女性の先生って なんとなく信用できないんですよねぇ。。。 というのも、まだ子宮癌になる前 子宮内膜症による大量出血で駆け込んだのが 女医の産婦人科。 後々に判明したことですが、 その女医に処方されたピルが原因で 発ガンしちゃったんです。 たった一度診察されただけなのに、 なぜか未だに顔を覚えてるくらい印象的でした。 それに、まぁ、一概には言えませんが… 私の体験からの印象だと、 同じ女性だからこそ、 自分の経験から相手のことを推察するせいなのか あまり想像力を働かせてくれて無い気がして。 その点、良心的な男の先生は、 自分に経験できない事だけに 想像力を働かせて、色んな角度から 思いやってくれている気がするのです。 今回の女医の先生も 私が「子宮体癌で子宮を摘出している」と言っているのに 「子宮頸がんじゃないの? 子宮体癌なのになんで卵巣が残っているの?」と 私の言うことを信じてくれなかったんですよねぇ。 前夜のCT画像を見てやっと納得。 やれやれ・・・と思いつつ・・・ 26日まで何もしてくれそうも無く、 それまでどうにも耐えられない気がして さすがの私も不安になってしまいました。 そこで、 20数年前に子宮癌摘出をして下さった先生に電話し 相談にのって頂こうと連絡しました。 もしかしたら、既に引退されているかも?と思いましが、 先生は、理事長となっておられましが、 まだ現役でご活躍とのことなので、 その足で、そちらの病院へ行きました。 病院のはしごです(笑) 先生は20数年前と全く変わらず すぐに親身になって私の相談に応じて下さり 「破裂の可能性もあるから早い方がいい」と、 ビッシリの予定をやりくりして下さって、 週末にオペをして下さることとなりました。 ↑ 私の病室のドア 11日に相談しに行って、13日入院、16日オペ。 あっという間の事でした。 これには、私の方がビックリ。 ↑ 個室で明るい静かな部屋でした。 私が唯一、通っていても気が滅入らない病院です。 先生方はもちろん、スタッフの皆さんもみなさん親切で 私が唯一、信頼している病院です。 入院している間にもお腹の膨れは大きくなり 本当の妊婦さんと差が無いくらいにご成長。 先生によると、卵巣の中の粘液は 4.5リットル以上だっとのこと。 体重もオペ前とオペ後では10キロ近く違いました。 どうりで、腰が痛かったはずです。 回診に来て下さった、先生の息子である院長先生に 「双子サイズだったねぇ」と言われました(笑) 子宮も無いのに妊婦体験ができたわけです。 ほんとにもう、子供も産んだこと無いのに なぜに二回も産婦人科に入院しているんだか!って感じです。 本当は、もう少し入院しているように言われたのですが 中学生と高校生の定期テストが近かったので ワガママを言って早めに退院させて貰っちゃいました。 前の病院にお世話になっていたら 診療方針を決めると言われてた日に退院です。 退院したその夜から授業したのですが やっぱり頭の回りは7割引きレベルでしたねぇ。 それでも生徒達は喜んで来てくれて 色々と気遣ってくれて嬉しかったです。 今も、病院へ行く日と土日以外は、 授業の時間だけ服を着替えて下に降りて授業をしますが その他の時間は、ほとんど寝てたりします。 夜になるとお腹がピリピリ痛くなって 何度もトイレに行きたくなっちゃうので どうにも熟睡でき無いんですよねぇ。 痛み止めも頂いてはいるのですが、胃に負担となるので 極力飲みたくは無かったりもするんです。 土日は、リハビリになるかと買い物に出ますが スーパーへ行っても一回りすると腰とお腹が痛くなってしまい 立っていられなくなっちゃうので、まだまだみたいです。 さらに、私が我慢しすぎて卵巣を育てちゃってたもので 腸あたりに癒着している部分が結構残っており 産婦人科のみでは対応できないということなので 年明けに、紹介状を持って 某大学付属病院へ行くことになっております。 再手術の可能性もあるようで、 大嫌いな病院通いは、まだしばらく続くようです。 先日、予約にだけ行ってみたのですが・・・ やっぱり、病院って、行くだけで具合悪くなる気がします。 暗い雰囲気に気が滅入るし、待たされてクタクタになるし、 一刻も早く帰りたい気分になるのは、 私だけじゃないはず・・・ あの圧迫感はなんなんでしょうね。 だから、ここまで病状を悪化させちゃうまで 我慢しちゃうんですけどねぇ。(ーー;) というわけですので 今年は、年賀状も作る気になれないので メール等で失礼させて頂くかもしれませんがご容赦下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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