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2014.08.26
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カテゴリ:まりんのつぶやき

今年も生徒たちを連れて
2泊3日の夏合宿へ行って参りました。
今回は、夏休み後半から検査入院をする生徒がいる為
例年よりも早くお盆前に行って来ました。

いつもは、お盆明けの残暑の厳しい時期に行っているので
スコールなどに見舞われることはあっても、
雨に降られる事はありませんでした。

でも、今年は・・・・

前日までの天候不良でなんとなく不安なスタート。

合宿所へは、生徒たちには電車で向かって貰い、
私はひとりで、前日に生徒たちの家を回って集荷した
勉強道具や宿泊荷物を積んだ車で向かいます。

何度か合宿に参加している先輩生徒が
後輩たちも連れて行ってくれます。
途中スマホのLineで集合から電車の乗り換え、
生徒たちの様子を報告してくれるので安心です。

だいたい同じ時間に出発して
同じ時間に現地に到着するのですが・・・
今年は違いました。

途中で乗り換えたローカル線が
前日の悪天候の為に途中駅からの折り返し運転になっており
現地に着くのが何時になるのかわからないとのことでした。

とりあえず、私だけ先に車で合宿先のホテルへ行き
現地の情報を集めて貰うと、折り返し先の駅まで行けば、
1時間遅れでこちらに着く電車が来る予定とのこと。
それを生徒に伝えて、私は、ホテルの方に案内されて勉強会場へ。



今回は、今まで使わせて頂いていた会場は
別の英語スクールの方達が使用されていて、
私たちは、結婚式場の2次会に使用されるレストランが会場でした。
なので、白いピアノがあったりします。

今回は2階なので見晴らしも良くていいかも~♪
と思いつつ、ホテルの方と共に荷物を運び入れて
一息ついていると、
生徒から、お疲れ気味の声で電話が・・・・。

折り返し駅まで到着して、駅員さんに聞いたところ
当分列車は来ないと言われたというのです。

そこで慌てて、フロントに行って再度確認して頂くと
どうやら、山側の線路が前日の雨の土砂崩れで不通で動けない模様。
生徒たちが足止めを食らっている駅までは、
片道車で20分程度らしいのですが
私の車で迎えに行っても乗れるのは4人。
生徒は、11人なので3往復はしなければなりません。
これは、困ったなぁと思案していたところ、ホテルの方が
送迎バスを出して迎えに行って下さるとのこと♪

でも、お昼に、他の団体のお迎えがあるとのことで
それまでに戻らないとならず、制限時間ギリギリの時間でした。
とりあえず、一番短時間で往復できるコースを取るために
生徒たちに高速バス乗り場まで移動していてもらい
すぐにバスに乗れるように指示をして、私もバスに同乗して出発!!

問題の駅へ到着すると、
生徒たちは指示通りの場所で待っていてくれました。
バスの中から手を振ると、ホッとしたような笑顔の皆さん。
「みんな~、救出に来たよぉ~」と言うと
「待ってたよぉ~」とバスに乗り込んで来ました。
バスに乗り込んだとたん、みんなすっかり修学旅行ノリ(笑)
とりあえず、1時間半遅れとはなりましたが
無事に今年も合宿が始まったわけです。



今年の参加者は、
中1二名、中2三名、中3三名、
高1、高2、高3、それぞれ一名ずつの合計11名です。



毎年、受験生の為に行っているのですが
他の学年も希望者は参加できることになっています。
他にも来たがっている生徒はいるのですが
この時期は、帰省してしまう家庭も多くて
親の許可が下りない者も多いんですよね。

勉強合宿なので、基本的には、朝から夜まで勉強です。
途中、模試も実施したりもします。

合宿の目的は、
1日の時間の使い方次第で、勉強もしっかりできるし、
充分楽しむことも出来る事を実感して貰うこと。
自分なりの勉強法を身に着けて貰うこと。
日頃できない、学年を超えた集団授業を行うこと。
そして、親睦です。



今年も、おやつやジュース、カップラーメンをたっぷり用意しました♪
写真は、おやつの一部。
後方左にカップメンコーナーを作ってあります(笑)



最近の子供は、本当に食べ物の好き嫌い多くて
ホテルの食事メニューだと食べれないものだらけで
ほとんど手をつけない事も少なく無いんですよね。



食べ物の好き嫌いは、人の好き嫌いにも繋がるので
できるだけ食べて欲しいとは思っているのですが
育ち盛りの皆さんが、空腹で勉強ができなくても困るので、
妥協の非常食を用意しております。
万が一災害が有っても、
数日はしのげるだけを持って行ってるんですけどね。



でも確かに、合宿コースメニューなので、
子供の口にはどうかなぁ?ってのもあったりします。
ここのホテルも、もう少し食事に工夫があれば
もっと流行る気がするんですけれど、
あんまり人気になって予約がとりずらくなっても困るので
私としては、このままでも良いかなぁ(笑)
でも、つぶれない程度には流行って欲しいので
一般のお客様には、もっと美味しい料理を工夫して欲しいかも。
やっぱり、宿泊先はお部屋よりも食事よね?
あと、お風呂好きにはお風呂かしら?

私は、ミルキーと犬連れOK宿に宿泊しますけど
やっぱり人気のある宿は料理が凄いですもんね~♪

まぁ、お食事はイマイチでも、同じ釜の飯効果は同じ♪
一緒に食事をして、一緒の部屋で寝ると
本当にみんな仲良くなります。


中2の男子3人は、中3、高1の先輩たちとは、
面識はあってもさほど交流は無かったのですが、
2日目には、塾のグループLineでも
「○○兄ちゃ~ん」と呼んでました(笑)

一日目の夜は風が強く、花火には不向きだったのですが
二日目の夜までには風も治まったので
例年のごとく、船着き場で花火をやりました。



夜の授業があるので、夕食を終えてから
まだ少し明るいうちに花火を始めました。



水面に花火と夕日が映えてなかなか幻想的で綺麗なのです。



女の子たちは、最初からノリノリ♪



高校生の女子生徒がスマホで
せっせと皆を撮影してくれてました。



花火を持つとなぜか無口になる皆さん(笑)



最初は、「手持ち花火なんてつまらない」と言ってた男子も
だんだん楽しくなって来たらしく、全員で楽しんでいました。



辺りは、徐々に暗くなって
あっという間に真っ暗になりました。



私は、ろうそくの火を絶やさぬように必死(笑)
川風に吹き消されてしまいがちなので、今年はフライガードを持参♪
これが風よけにちょうど良いのです。



最後は、恒例の線香花火大会。
トーナメント方式で対決します。



線香花火は地味ですけど、一番きれいだと思うんですよね。
学年ごとに、線香花火の長さ、綺麗さ(芸術点)で競います。
優勝者には、アイス贈呈。
これがけっこう盛り上がるんですよ♪

楽しんだ後は、教室に戻って再び勉強。
11時まで勉強し、部屋に戻って就寝ですが・・・
みなさんひとしきりゲームで盛り上がった模様ですけどね。

翌朝は、ルーム間電話で起こしたのですが起きなかったので
予め預かっていたルームキーで部屋を開けて叩き起こしました!(笑)
男子の部屋は、鍵もかかってませんでしたけど。

最終日の午前中は、学年関係なく歴史の授業をしました。
中学生全員に歴史の教科書を持参させていたので
第一次世界大戦直前から太平洋戦争終結までを
順番に読んで貰いながら、現代に繋がる問題について考え貰いました。
ちょうどポツダム宣言を受諾した8月14日の二日前、
終戦記念日の三日前でしたので、この日くらいは
戦争について真剣に考え欲しいと思ったのです。
高校生には、太平洋戦争で戦死した特攻隊の遺書を読んで貰いました。

そして、歴史を学ぶ意義、歴史を勉強する大切さを
ちょっくら力説しておきました。

私は、なかなか歴史の授業に時間を割くことはできないので
学校で歴史を学ぶ時には、その意義を思い出して欲しいなぁと思います。

戦後の日本は、GHQの方針で愛国主義に繋がるような
修身教育的なものは一切なされなくなりました。
それゆえ、日本人は、人種的には日本人でありながらも
日本人らしさをすっかり失いつつある気がします。
貰いもの的な民主主義の中で、平和と自由と、経済力を得て
裕福な国となったものの、心が置いてきぼりな感じがする日本。
過去の過ちを繰り返す事無く、されど古き良き伝統は受け継ぎ、
恵まれたこの国を良く維持すべく歴史教育は施されるべきでしょう。

ここのところの殺伐とした若者の事件を耳にする度に
心の教育の不足を感じる今日この頃です。

国を作るのは人なんですから・・・
単に少子化を食い止めるべく子供を産むことを奨励してもなぁ。
その子供たちが頭でっかちで、心が空っぽで、本能の欲のままに生き
やりたい事だけやって、やりたくない事はやらない、
楽しいことはやるけど、楽しくないことはやらない。
そんな身勝手な人間に育っては意味無いでしょうから。

てなわけで、
ちょっくら戦前から戦後までの日本の問題について
日本の立場、隣国の立場、それぞれの見方を学んで貰いました。
どれだけ理解してくれたのか、どう受け止めてくれたかは不明ですが
重要だと言ってた人がいるなぁと思ってくれるだけでも良いと思います。

そして、最終日も午後3時まできっちり勉強し、
荷物を私の車に積み込み、みんなでロビーで記念撮影。



ホテルを出る頃に、雨が降り出して来たのですが
みんな傘を持って来ているし、駅までものの5分足らずなので
生徒たちを歩かせて向かわせようとしていると、
ホテルの方がまたバスを出してくれると言って下さり
生徒たちは喜んでバスに乗車。
バスの中から手を振る生徒を見送って私も車で帰路に着いたのでした。

帰りは、順調で、私の方が15分くらい早く地元の駅に到着。
お迎えに見えていた保護者の方に荷物を渡して
生徒たちを待っていると、お疲れモードの皆さんが降りてきました。

いやはや、ちょっとしたアクシデントで始まった合宿でしたが
今年も無事に終了して良かったです。

荷物の搬送から、勉強を教えるのまで全部ひとりでこなすので
私の体力がもつかどうかも心配でしたが、なんとかもちました。
まぁ、小学生の頃から教えている生徒たちが来てくれていて
後輩たちの面倒をちゃんと見てくれているからと
長年やっていることだからこそ、できる技だと思います。
もちろん、翌日は1日寝込みましたけど。

母には、「よくやるわ~、死ぬわよ?」と言われますが
それでも、その後の生徒たちを見ていると
やって良かったと思います。







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Last updated  2014.08.30 05:06:39
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