ウエサク祭行ってきました☆
5月27日、京都鞍馬寺で行われるウエサク祭に行ってきました。5月の満月には天界と地上の間に通路が開け、ひときわ強いエネルギーがふりそそがれるという。この夕、満月に清水を捧げ心の灯火を輝かせつつ、ふりそそがれる神秘的なお力を身に受けて、自分とすべてのものの「めざめ」のため熱い祈りを捧げるのが、光と水と聖音の祭典「五月満月祭(ウエサクさい)」である。(鞍馬寺、参拝心得から抜粋)本殿に向かうまでの入り口最初の方です。とても幻想的でした。鞍馬寺には4~5回ほど行っているのですが、いつもご午前中にいくのでさほど感じなかったのですが、この日は本殿にいくまでの山道がなぜかとってもカラダが重く、息切らしながら上りました。ケーブルカーもありますがこの日はとても人が多く、待つだけでもすごい時間がかかりそうです・・山陰道を自分の足で上るのがやはり、オススメです。天気はあいにく曇り、時々小雨の状態でした。祭典の模様は写真撮影は慎むことになっておりますので、写真はこの2枚しかありません。祭典は3部に分れ、第一部は「きよめ」の祈り祭典に集う人々は、まず自己と場の清浄のために魔王尊を讃仰(さんごう)する。月が天頂に近づく頃、ひとりひとりが持つ純粋無垢な心の象徴の「心のともし灯」に灯が点灯される。祭場がともし灯に埋まると、銀碗に清水を満たし月に祈りを捧げる。次にともし灯を高く掲げて、真実に生き抜くための強い力を与え給えと「お力の宝棒」の加持を受け、月光のふりそそがれた明水をわかち頂き、慈愛のみ恵みを心に満たす。(鞍馬寺、参拝心得から一部抜粋)第二部は「はげみ」第三部は「めざめ」と続きます。第一部が終わり、明水を分かちあうため本殿西側から、本殿へと向かう途中に月が姿を現しました!!いっせいに歓声が上がり、その月の美しさにみんな歓喜の表情を浮かべておりました。月の美しかったこと!!格別でした。そしてなんとも神秘的な行事なんだろう・・としみじみ感じておりました。ここにいる人たちが皆、同じ月を観ていること・・・世界中の人たちがウエサク祭で祈りを捧げていること・・ここにいる人たちだけじゃなく、同じ月を観ていること・・・天と地、自然と人、植物、動物が皆同じだということ・・なんとも不思議でした。ひとつの命をみんなで生きているんだ・・・と感じました。第二部、第三部での、お坊さまたちの祈りの声が倍音ですごくすごく美くしかったです。音楽の調べのようでした。お経とか、そういうものではなく、東洋、西洋の混じったなんとも言い表せないマントラ?真言でした。ちょっと明るい感じなんです。音程が上下に行き来する、耳心地がよい音階でした。行くのを迷っていたのですがイロイロと思うことがあり、急遽、行くことにしたウエサク祭。そう決めたら、お連れの人が現れたり、情報が入ってきたり不思議なお導きで行くことになりました。ウエサク祭に行くことができて、感謝です・・・この日は鞍馬寺で一夜を明かしました・・・寒いーーー!!次の日もミラクルな京都旅でした