カテゴリ:読書
またまたご無沙汰になってしまった。
今日は少し時間があるので、数日分埋める予定。 少し前に常盤貴子主演で映画化された戦争モノな作品。 この手の作品は、映像でも本でも、 まず食指が伸びないジャンルなのだけれど、 「映画化されるくらいなら」ということで、 文庫だし買ってみたのでした。 日本が中国@満州を我が物顔で支配していた時代の 戦前と戦後の天地の差もある背景を、 妻であり、母であり、女である主人公を軸に描いた話。 なのだけれど、う~ん。 結論から言うと題材のわりに響くものが少ない作品だったな。 作品の性格上仕方ないかもだけど、説明が多く、 かなり読み飛ばした。 でも、まぁ、わりとさくさく読めたので、 筆力は認める。 でもねぇ・・・ 戦争経験者じゃない私が、 こういった作品のリアルな描写を読めば、 感情移入できて当然のはずなのに、 弱いんだな、魅力が。 この程度ならば、 戦争経験者の語りを直接聴くほうが、 全然ぐっとくるだろうと思うし、 なぜ、映画化されるほど注目されたのか、 ちょっと理解できない。 それでも、機会があったら どんなふうに映像化されたか見てみようとは 思ってるけど。 これだったら「シンドラーのリスト」あたり 見る方がよっぽどいい時間の過ごし方だろうなって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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