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2004.07.14
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カテゴリ:読書
まだわりと新人さんなはずなのに、
まるで巨匠かのように云われている京極作品のデビュー作を
ようやっと読了。

630P(2センチくらいの厚さ)という分厚い本を
鞄に入れてたら、
会う人会う人、
「辞書持ち歩いてるの?」
と聞かれてしまうような本作。

これだけ厚いと買っても
なかなか読み始められなかったけど、
直木賞も獲ったし、映画化するらしいし、
っつうことで読み始めて、
なんだかんだ忙しくて2週間くらいかかってしまった。

文体が硬く、ことごとくマイナー。
音楽で例えるならインディーズ系作品といったところか?

京極氏はとても頭の良い人かと思う。
同時にかなりのオタクと思った。
いい意味でも悪い意味でも。

もうちょっと大衆受けする作品で、
かつ、薄い作品なら氏の作品を再び手に取ってみようと
思うが、そうでなければもういいやっていうのが正直な感想。

いや、面白いですよ、それなりに。
先がどうなるのかすごく気になるし。
独特の落ちといい「巧い」と万人に思わせる作風。

でも、面白さよりも、だるさの方が勝るのよね。
それは私の知力の問題もあるやもだけれど。

先に先にひっぱるのにしても、
こういう引っ張り方は、
「性格わりぃな~」って思ってしらけてしまう。

凄い発想とは思うけれど、飽き飽きする。

しかもこれが映画化ってどうなのよ?
なんてふうにも思ってしまう。
外すとしか思えないのは私だけ?

姑獲鳥の夏( 著者: 京極夏彦 | 出版社: 講談社 )





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Last updated  2004.07.26 05:50:46
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