カテゴリ:読書
:あらすじ:
全国の書店員が熱狂! 超大型新人作家による傑作サスペンス。 太陽の街フロリダは、キューピッドに怯えていた ――それは若い金髪美人ばかりを狙い、 何日も被害者をいたぶったあげく、 生きたまま心臓をえぐり出して殺す連続殺人鬼の名だ。 捜査は難航したものの、偶然、キューピッドが捕らえられる。 やり手と評判の女性検事補、C・Jが担当することになったが、 法廷で犯人の声を聞いた彼女は愕然とした。 それは今なお悪夢の中で響く、 12年前に自分を執拗にレイプした道化師のマスクの男の声だった! こいつを無罪放免にしてはならない―― 恐怖に震えながらも固く心に誓うC・Jだったが、 次々と検察側に不利な事実が発覚しはじめ……。 期待の大型新人による戦慄のサスペンス。 :感想: 一番良かったのは翻訳。 読みにくいものが多い中で非常に読みやすかった。 眠るのも惜しんで読みたくなるような、連ドラ的構成の作品。 殺人鬼のやり口のリアルな描写は★5あげてもいいくらい。 だが、時折「?」となるような飛び飛びな展開や、 妙にあっさりとしたラスト、 半端に謎を提起しといて、オチなしのドミニクの存在というか、 位置がなんだか微妙だったのが、納得できなかったので減点。 でも、処女作にしては、とても巧みだし、 次回作も是非読みたいと思う。 それより何より、これ、早速映画化されるとのことで、 キャスティングを当てはめながら、 違う尺度でも楽しんで読めた。 はやく映画化されたものが見たいものだ。 ちなみに、私の予想では、(というか理想) CJ:シャーリズ・セロン 犯人:エドワード・ノートン なんて構図が浮かびました。 が、ドミニクとマニーと精神科医と弁護士が 選べないのだな。 精神科医は意外とデニーロあたりもいいような気もするし、 直球で、ホプキンスなんてのもいいかもだけど、 それじゃ某作品とかぶりすぎちゃうし・・・。 弁護士は、なんとなくペネロペとかサルマとか、そこらへんで、 マニーも筋肉系の男優持ってくるとして、 ドミニクだけがどうにもこうにも浮かばない・・・。 そんなわけで映画好きには こんな楽しみ方も出来る一冊でした。 そして、今更ながら、 海外ミステリにはまろうと思った作品。 とりあえず、Pコーンウェルの処女作を買ってみたけど、 何か面白そうなオススメあったら是非教えてくださいな。 報復 ↑今書店で平積みになってるので、 興味のある方は立ち読みしてみて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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