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2005.04.15
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カテゴリ:読書
現在書店に平積みの文庫で、
過去日記でレビュったジリアン・ホフマンの「報復」の
帯に「Pコーンウェルも裸足で逃げ出す」とあったらしい。

これに対し、「いや、やはりPコーンウェルには敵わない」という
非難を多くの書評掲載サイトや、ブログで発見。

人それぞれだからどうかわからないけれど、
ならばきっと面白いのだろう、と手に取ってみたが、
ここ最近読んだジリアン・ホフマン、リサ・ガードナーの方が
俄然面白かった。

まず、主人公が検屍官なのだけれど、
専門用語が多すぎて、心情描写とかよりも、
説明に走りすぎているようで、
読んでて飽きてくる。
それによるテンポの悪さと、主人公の魅力の薄さで、
はまって読み進めれなかったのだ。

それでも、やはり結末が気になるので
(結末で評価が大きく変わる作品も多々あるから)
頑張って読んだけれど、
ビルだとか、被害者の旦那だとか、
伏線を張っておいて、オチなしのラストは、
はっきり言って最悪・・・。
何百ページも読んだ意味ないじゃん、みたいな。

それでもいろんな人の書評を見ると、
みんな誉めてるんですね。
う~ん、理解力の問題?

とにかく、洋書に不慣れな人にはオススメできない作品。

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Last updated  2005.04.16 19:11:17
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