カテゴリ:読書
・さくら
「あおい」でデビュー。本作は2作目。 一生に一度、ちっぽけな家族に起こった奇蹟 スーパースターのような存在だった兄は、ある事故に巻き込まれ、自殺した。 誰もが振り向く超美形の妹は、兄の死後、内に籠もった。母も過食と飲酒に溺れた。 僕も実家を離れ東京の大学に入った。 あとは、見つけてきたときに尻尾に桜の花びらをつけていたことから 「サクラ」となづけられた年老いた犬が一匹だけ――。 そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。 僕は、何かに衝き動かされるように、年末年始を一緒に過ごしたいとせがむ 恋人を置き去りにして、実家に帰った。 「年末、家に帰ります。おとうさん」。 僕の手には、スーパーのチラシの裏の余白に微弱な筆圧で書かれた 家出した父からの手紙が握られていた――。 ・ささらさや 1992年に『ななつのこ』で第3回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。 1995年に「ガラスの麒麟」で第48回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。 著書「いちばんはじめにあった海」など・・・。 突然の事故で夫を失ったサヤ。 しかし奇妙な事件が起きる度、亡き夫が他人の姿を借りて助けに来てくれる。 ゴーストになった夫と残された妻サヤの、切なく愛しい日々を描く連作ミステリ小説。 ・最後の願い 詩集や絵本、童話を執筆する一方、1998年、初のミステリー『時計を忘れて森へいこう』を発表。2002年「十八の夏」で第55回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞 新しく劇団を作ろうとしている男がいた。度会恭平。劇団の名は、劇団φ。納得するメンバーを集めるため、日々人材を探し回る。その過程で出遭う謎―。日常に潜む謎の奥にある人間ドラマを、優しい眼で描く青春ミステリー。 ・天使のラストメッセージ ターミナルケアに携わった一人のナースが目にした16人の患者さんたちの最期の瞬間を、 美しい詩と優しいエッセイで綴った感動のメッセージ集。 旅立つ天使たちが、それぞれの生き様を通して私たちに残してくれた大切な宝物とは…。 生への思い、家族愛、そして命の尊厳について、 元ナースである著者が患者さんたちとの触れ合いの中で感じた率直な思いを綴っています。 誰もが必ず直面する「死」の瞬間。その現実をまっすぐに見つめることで、 命の大切さや素晴らしさ、生きる勇気を教えてくれる本です。 ・GOTH 『夏と花火と私の死体』で17歳で集英社にてデビュー。 「暗いところで待ち合わせ」「ZOO」など。また本書はこのミスなどで話題になった作品。 「ZOO」は現在映画公開中。 森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。学校の図書館で僕らは、次の土曜日の午後、まだ発見されていない被害者の死体を見物に行くことを決めた…。触れれば切れるようなセンシティヴ・ミステリー。 以上簡単に作者についてと、作品についての紹介です。 投票の参考にどぞ。 ・・・これだけ消えずに済んだのでとりあえずアップ。 消えちゃった分はあとで調べてまたアップするねぇ~♪ ちなみに装丁一覧はSUMIREXのブクログ内、 (ここのトップページからジャンプできるよ) 「読書会コーナー」からみれるようにしときます。明日までに。 でわ、ハンゲサークルメンバーへのお知らせでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.30 14:46:02
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