テーマ:ミステリはお好き?(1498)
カテゴリ:読書
とっかかりが少し読みにくかったので、
何日もかけて読んだけど、かなり面白かった。 著者の頭の中の枝葉の広さには感服する。 よくもこれだけのネタを盛り込んだものだ。 クライマックスからラストにかけては、すごい勢いではまりこんで読んだ。 そして読了して「面白かった」と「いい余韻」にひたれた。 ネガティブなことを言うならば、 ネタを入れすぎ、とか、 息子の登場が唐突すぎるし、 キャラもやりすぎ(そのせいで作品の品位が下がるほど)、とか、 ウィアードのキャラに一貫性がないとか、 まあいろいろ言えるんだけども、 そういうマイナス面を読者に感じさせてもなお 読ませる、読み込ませる勢いを持っているのは 大きな力量を持っている証拠だろう。 ↓以下あらすじ。 スコットランドの小村で、4人の大学生が血まみれの若い女性を発見した。 女性は死亡し、警察はすぐに調査を開始。 疑惑の目は第1発見者の4人に向けられた。 幼なじみ4人は固い絆で結ばれていたけれど、 周囲の冷たい視線のなかで、互いを疑う気持ちが少しずつ生まれていた。 だが真犯人は上がらず、事件は未解決のまま時がたった。 そして25年後、事件の見直しが始まり、驚くべき真実が…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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