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2005.06.06
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カテゴリ:読書
とっかかりが少し読みにくかったので、
何日もかけて読んだけど、かなり面白かった。

著者の頭の中の枝葉の広さには感服する。
よくもこれだけのネタを盛り込んだものだ。
クライマックスからラストにかけては、すごい勢いではまりこんで読んだ。
そして読了して「面白かった」と「いい余韻」にひたれた。

ネガティブなことを言うならば、
ネタを入れすぎ、とか、
息子の登場が唐突すぎるし、
キャラもやりすぎ(そのせいで作品の品位が下がるほど)、とか、
ウィアードのキャラに一貫性がないとか、
まあいろいろ言えるんだけども、
そういうマイナス面を読者に感じさせてもなお
読ませる、読み込ませる勢いを持っているのは
大きな力量を持っている証拠だろう。

過去からの殺意

↓以下あらすじ。
スコットランドの小村で、4人の大学生が血まみれの若い女性を発見した。
女性は死亡し、警察はすぐに調査を開始。
疑惑の目は第1発見者の4人に向けられた。
幼なじみ4人は固い絆で結ばれていたけれど、
周囲の冷たい視線のなかで、互いを疑う気持ちが少しずつ生まれていた。
だが真犯人は上がらず、事件は未解決のまま時がたった。
そして25年後、事件の見直しが始まり、驚くべき真実が…。





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Last updated  2005.06.24 05:51:19
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