テーマ:ミステリはお好き?(1498)
カテゴリ:読書
:あらすじ:
しゃべれない、動けない…。 突然の発作で全身が麻痺し、 寝たきりの生活を強いられている老婦人サラ。 しかし、彼女の目や耳は正常に動いており、 しっかりと考えることもできた。 だが、医者も看護婦も世話をする姪も、 そのことには気づいていなかった。 誰にも意志を伝えるすべを持たないサラの唯一の楽しみとは、 壁づたいに聞こえてくる階下の話し声に耳をすますこと…。 だがある日、彼女は恐ろしい殺人の謀議を聞いてしまった! オーストラリアの女流作家による異色心理サスペンス。 :感想: ちょうど海外ミステリにはまり始めた頃、 帯に「またしても、不眠。」と 堂々とコピーに掲げられてる文庫たちを、 適当に選んで10冊くらい買ったうちの一冊なのだけど、 確かにこの帯に偽りはないわね、 と実感できる作品。 喋れない、動けない中で、 意思を伝えていく、 トラブルを解決していく。 動きがない作品なのに、 読み始めたら止まらないこの完成度には 素晴らしいとしか言いようがないです。 こういう作品こそ、是非映画化してほしいなぁ なんて思ったりするのだけれど。 詳しくは楽天ブックス:ささやく壁へ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.28 17:20:19
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