カテゴリ:読書
この指が、肌が、唇が。 一瞬を永遠にかえていく。 あなたの最期の人になる。 ↑本の帯より。 娼年は、初めて読んだ時は「素晴らしい」と思ったけど、 2度目は少し色褪せてしまって、 「石田衣良キザすぎないかい?」 と引いてしまった部分も多々あれど、 最近はまってる江国香織女史の作品のように 思わず書き留めたくなるフレーズが 結構あって、 そういった活字ならでわに触れるのは 読書の醍醐味なんだと思う。 「そうそうこんな話だった」と 思い起こしながらするすると読み終え、 いよいよ逝年を読み始め。 続きを書いてくれてありがとう と思う気持ちと 続き書いて欲しくなかったな と思う気持ち。 今年30才になって 歳を重ねる怖さを身に沁みて感じているこの頃、 この作品に触れたことによって 歳を重ねるのも悪くないかもしれないと 思わせてもらえたから。 だから 全ての抗えない老いに恐れる女性には 是非とも読んで欲しい一冊。 そして 「女はやっぱ若い方がいいよ」 などとのたまう あなたの身近にいる男性諸君にこそ プレゼントしてあげると 読了後きっと優しくなること請け合いな 一冊ですw 考えさせられる度:★★★★ 泣ける度:★★★★ エッチ度:★★★★★ 総評:★★★★☆ ちょっと泣けてしまいますた |ョェ・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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