カテゴリ:読書
随分前に(映画化される前くらい)、明日の記憶を読んだ。 ちょっとあざとい感じが好きじゃないのと、 ジェネレーションギャップや、異性という観点でも 感情移入しきれぬまま、置いてけぼり感が残ったまま読了した。 率直な感想は「普通だな」。 だから、決して「悪いもの」でもないけれど、 「また読みたい」という気もせず、 なんていうか、「この人のはもう別に読まなくてもいいかな」という感じ。 悪くはないけど、「期待できなそう」だから。 で、読む気なかったんだけど、噂は文庫の平積みをよく見かけて、 ちょっと気になってた。 「一冊目が悪かっただけで、テーマが興味深いものならいけるかも」 と誘惑にかられそうになったことも幾度かあった。 だから多分、明日の記憶を読んでいなければ衝動買いしていたかもしれない。 と、前置きが長くなりましたが、友達が「面白かった」と絶賛するので、 あらすじなどの予備知識も皆無で読んでみた。 やっぱり、人それぞれなんだな、と思った。 決してつまらないわけでもないし、かといって、面白いわけでもないし、 一応先が気になるから読み続けるけど、読みながら退屈している自分がいて。 こういう作品ってたまにあるのよね。 多分、単純に「肌に合わない」ってやつなんだと思う。 起承転結が緩やかすぎるのかなぁ~ 友達は「本でこんなに笑えるなんてすごい」って言ってたけど、 どこが笑えるのかわからず、ほとんど笑ってないよ、私(・ω・;A)アセアセ… この本のいい点は、篠崎(篠原だっけか?)のキャラ。 だけど、なんかあっちゃこっちゃ話が飛びすぎてて一貫してるものが ないから飽きちゃうんだよねー。 せっかく取り巻く人々のキャラが立ってるのに、 主人公に共感できないのが一番痛かったかも。 私って読書するにあたって感情移入できるか否かのウエイトおっきいんだよな、 と再認識してしまったほど。 昔、「あなたは私にとって宇宙人だわ」と言って別れた誰かさんに似てるのかも。 出てって半年なのに、「まだ別れてない」と思ってるとか、 自分が悪くて飛ばされたのに、 世の中わかってなさすぎ、なめすぎな態度に辟易して、 「そんな主人公が成長していく」姿を描きたいのかもしれんけど、 そもそもそんな人の成長をわざわざ本で読みたくないのかもしれないw そんなわけで、仕事に厳しい人には向かないかもしれませんww う、でもTagstaの検索結果見ると、みんなベタボメだわ。 私ひねくれすぎ? ちなみにこれ、WOWOWでドラマ化されていたようです。 確かにドラマだったら面白そうかも!? http://www.wowow.co.jp/dramaw/kamisama/ 総評:★★☆ 追伸:噂はブックオフで100円どころか半額も見つからず、 昨日図書館に行こうとしたら第3月曜で休館、 今日図書館に行ったら整理期間とやらで、丁度今日まで(!)休み;; 読むなって神様からの思し召しかも?;;w
【内容情報】(「BOOK」データベースより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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