カテゴリ:ガーデニング
きょうは天を仰いで「私は幸せだー!」とほんとうに叫んでしまう出来事がありました。極力お金をかけずに(というよりお金がかけられない)ガーデニングするのが趣味の私にとって、このうえない植物のプレゼントが転がり込んできたんです。
このところ学期の終わりなので成績つけのために神経をすり減らす日々が続いていましたが、ようやく終ってポストに投函しにいく途中。なんといつも眺めている盆栽と山野草と植木のお店(というよりはふつうの民家)の前をとおりがかると、「ご自由にお持ちください」と張り紙とともに植木鉢類が置かれているではないですか。 「えー、これもらってってもいいんですか?」と庭で鉢植えに水やりをしていらっしゃったおじさまに尋ねると、「どーぞどーぞ、このへんにあるものどれでも持ってっていいよ」とおっしゃる。駐車スペースをつくるため、数日中に一部の植木鉢類がお釈迦になるのだそうです。いつも指をくわえて眺めていたものをタダでいただいてよろしいなんて。。。ずっと予算がなくて買うのを我慢してきた植物が、しかも植木鉢ごと大量に手に入るなんて信じられない。用事の途中なので出直してきます、と足取りも軽くそのまま本屋にでかけ、いつもは出たばかりで買わない新刊の小説「ポトスライムの舟」を勢いで購入(ここで散財)。 そのあと台車をお借りして2往復分の植物をいただいてきました。おばさんはもっと持っていってほしそうにみえました。種から育てたレアな椿の苗が6本くらい入ったプランターは、「種から育てると子どもみたいに思えて」と泣きそうなくらい悲しそう。東京を引き払うときにたくさんの植物を人にあげて来た私にも、その気持ちはとてもよくわかる。でもさすがにこれ以上は引き取れないのでぐっと我慢。ほかにもきれいな色目の石もいくつかゲット。川から拾われて来たものだそうです。私もここ数ヶ月は「石拾い」をしてましたが、近くではこんなきれいなものは手に入りません。 こんなふうにガーデニングの場合、資材や植物は待つとタダで手に入ることが多いのです。金にまかせていっぺんに買うのは×。葉を挿し芽したり種を少しとって蒔けば費用はかかりません。石とかレンガなども拾ったりもらったりでかなり調達できます。叩き売り状態の植物を一鉢買えば、どんどん増やせるし、種を取れる植物は保存して毎年蒔けばいい。 けれど新しいスタイルの庭を創ろうとすると最初は多少お金をかけないと「ゆかしい」感じになりません。予算がなく進まなかったのですがもう大丈夫。かなり素材はそろいました。あとは器と配置デザインに集中すればよし、と。すっかり日差しが明るくなってきたと思ったらきょうは立春でしたね。本格的な春の訪れが待ち切れなくなりそう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/05 12:27:18 AM
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