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カテゴリ:文房具
私は意外と文房具とかも好きだったりするのですが
万年筆も少しだけ興味がありまして 先週、映画の前に丸善の丸の内本店にて、セーラーインク工房の インクブレンダーの方がいらっしゃるという事で 会社が終わった途端ダッシュで駆けつけました 駅から走ったりして、汗だくで到着したのでちょっと恥かしかったですが 終わる寸前のギリギリでなんとか間に合ってよかったです このイベントは万年筆のインクを、インクブレンダーの方に 自分好みにブレンドしていただいて自分オリジナルのカラーを作っていただけるもの ブレンダーの方は万年筆好きの方には説明する必要がないくらい有名な方だと思います 前の方が終わって、いざ私の番に 目の前にはダンディなバーテンダー姿のインクブレンダー・石丸氏 初めてお目にかかるので、雑誌で見るのと同じだわ~なんて思っていたら 「どんなカラーを作りましょうか~?」と ・・・なんだかとても軽快にお話してくださるジェントルマンです すっかり緊張が解けて、自分の好みのカラーを伝えます 今回、私が欲しかったのは ヴァイオレットブラックといいますか、紫を帯びたブラック、という感じ 万年筆のインクカラーって割とブルーやブルーブラックは多いんですけど パープルを含んだブラックって意外となくて・・・ あっても赤味が強いパープルだったりするんです 私が欲しかったのは青さが強い紫を含んだブラックカラー・・・という なんだか自分でも伝えにくいカラーだったのですが、そこは百戦錬磨の石丸氏 ふむふむと話を聞いて「じゃぁちょっと作ってみましょう~」と言いながら いくつかのインク瓶を取り出して、パレットにて混ぜ始めました ブレンドを始めてすぐに 「はい、試してみて!」と万年筆を差し出され、紙に試筆してみると・・・ もう、流石です!の一言 私の拙い説明を汲み取ってくださって かなり好みに近いカラーを一発で作り出してくださいました それでも良かったのですが、もう少し紫が強い方が良かったのでそれを伝えると 更にブレンドしてくださり、2回目で好みの発色の青紫ブラックに! 「これで丁度いいです、これでお願いします!」という事で それで一瓶作っていただくことになりました ちなみにバーテンダーのようにインクをシェーカーに入れて シャカシャカと振って混ぜるんですよ~ まさにインクのバーテンダー という事で、作っていただいたのがこちらです 作ったインクにはNoが振られて全てカルテに残してあり 後から番号を伝えると同じ調合をしていただけるんです なので使い切っても大丈夫 オリジナルの名前も付けられるんですよ~ (私は石丸氏に素敵な名前をつけていただきました) 作っていただいたのが嬉しくて「使うのもったいないです」と言ったら 「ガンガン使って下さい!インクは使う物ですよ!」とニッコリ お言葉に甘えてガンガン使わせていただきます ちなみにそのインクのカラーはこんな感じです 私、昔から字が綺麗ではないので本当にお恥かしい字ですみません カラーも写真だと殆どわからないと思うんですが・・・ ほんのりとバイオレットカラーを含んだブラックです 生真面目な真っ黒でもなく、知的さのあるブルーブラックでもなく 青紫色を帯びた黒で、とても優しい色味です 初めて作っていただいたのですがとても楽しかったです! 大事に使わせていただきます~ ちなみにインク購入後に近くで他の物を見ていたら イベントスペースを畳んで帰られる石丸氏に声をかけられたのですが トレードマークの蝶ネクタイとベストを脱いで眼鏡も外して ワイシャツを軽く開けたとてもラフな格好で、その姿もとても素敵でしたよ また是非作っていただきたくなりました その前に万年筆も欲しいです まだ初心者なのでセーラーの物や、高価な物とか持ってないのです~ 数が欲しいわけではないのですが、これぞ!という1本が欲しいです セーラーならこの辺りとかほしいな~ プラチナはお安い価格帯のを持ってますが使いやすくて好みです いつかアウロラのオプティマか、中屋でオーダーしてみたいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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