テーマ:暮らしを楽しむ(388224)
カテゴリ:紅茶・コーヒー
セイロン紅茶を楽しんだ後は、スリランカの文化に親しむため、大使館の職員の方が 《サリーの着方》 を見せて下さいました。
お客さんの中から希望者2名がモデルとして登場です。 インドスタイル キャンディアンスタイル(紐を使う) サリーブラウスを着て、ペティコートをはいた上に、サリーを器用に折りたたみ、くるくる巻きつけ、あっという間に着付けていきます。 一枚の布から、美しいヒダやドレープができていくのはまさに芸術的 美しい手さばきに感心して眺めていると、会場の年配の男性から「こりゃたいへんだなぁ~ 」 の声が。 なるほど男性は、広げたりプリーツを作ったり、はさんだり、巻いたりするこの作業が難解なパズルのように思えるのかもしれませんね。 スリランカの女性は、お腹は見せても恥かしくはなく、脚を見せる方が恥かしいそうです。 ボディラインが出るので、買う時にはぴったりのサイズを選ぶのがよいとのこと。 サリーを着ると姿勢がよくなり、体型を気にするようになって美しさをキープできるのかも。ちょっと憧れます 続いては 《シンハラ語のカタコト教室》 さようなら / はじめまして の両方の意味に使われる Aayubowan(アュボーワン)は、大切な言葉。 《セイロン風ジンジャーティーの作り方》 インドスタイルのサリーを身にまとった美しい大使館のかた(通訳・サリーの着付け・シンハラ語教室と大活躍)が、生姜を使った紅茶の淹れ方を実演して下さいました。笑顔がとても華やかで日本語がお上手です。 レシピはここには書けませんが、身近な材料で気軽にできそうです。 ポットはなく、毎回熱湯を沸かして使います。 最も大切な点は、ティーポットをやかんの方に近づけてお湯を入れること。 離れたところにあるティーポットの所までやかんを持っていくわずかの時間に、お湯の温度が下がってしまうといけないからです。 スリランカでは、プレーンティーと言っても通常は結構甘くして飲むことが多く、お砂糖を3杯くらい入れるとのこと。 わざわざ「お砂糖はいりません」と言わないと、入れて持ってくるそうです。 砂糖がいらないと言うと「糖尿病かな?」と思われるとか。 習慣の違いとは、面白いですねー。 家庭では、あまり味をつけた紅茶やアイスティーは飲まないそうで、暑くても熱い紅茶を飲むとのこと。ホテルではアイスティーも出されるようです。 生姜は、肉や魚のカレーの時によく使われ、ジンジャービアーという名の(生姜の香りがすごい)ソフトドリンクが飲まれています。 …ここまでは、大満足のセミナーでしたが… 質問タイムがなかったのがなんとも残念。 甘くないスナック菓子に甘い紅茶をあわせると伺い、それでは甘いお菓子にも甘い紅茶?甘くない紅茶? スリランカのお菓子には他にどんなものがありますか? 街には気軽にお茶を楽しめるティールームがたくさんありますか? 家でお茶のおもてなしをする時はどんな方法で? などなど、せっかく大使館まで足を運んだのですから、もっとスリランカの紅茶事情をお聞きしたかったですね~。 バリエーションティーのいれ方 この後、日本紅茶協会認定ティーインストラクター専任アシスタントレクチャラーによる《おいしい紅茶のいれ方と楽しみ方》の講義が続きます。 ゴールデンルールに従った《おいしい紅茶のいれ方》は、初めて耳にする人には役立つとしても、型通りの説明、その後のバリエーションティーは、セイロン紅茶の特性を生かし、美味しさを最大限に引き出すいれ方と考えてよいものでしょうか??? レモンティーやオレンジミントティー、生クリームと牛乳を使った2層に分かれるアイスティーロイヤル、ラズベリーやブルーベリー、シロップなどを入れ3層に分かれるベリーベリーティーの作り方は、セイロン紅茶の茶葉に適している??? 普通の紅茶教室で習ったのであれば「あら、きれい。」で終わると思いますが、スリランカの家庭ではアイスティーは召し上がらないと伺ったばかりでしたので、私の頭の中にはかなりの数の「」が飛んでしまいました。 他の皆さんは、最後まで楽しまれていたかもしれません。 私は、ついつい「せっかくスリランカ大使館という、日常立ち入ることのできない特別な場所を訪れることができたのだから…」と考えてしまいまして。 終了後に司会をされた方にお尋ねすると、スリランカ大使館でのセミナーは毎月行われているので、何度もいらっしゃる方のためにもバリエーションティーの部分等、内容を少しずつ変えているとのこと。 ! 最後のレクチャーは、スリランカとは切り離して考えるべきでした? 司会の方は、終了後のお忙しい時間にもかかわらず、とても丁寧に質問にお答え下さいました。 スリランカでは、甘いお菓子を食べる時も、紅茶を甘くして飲むそうです。 一杯の紅茶に砂糖を7杯入れる人もいるとか! 「砂糖は最高のおもてなし」という考えがあり、ふんだんに使うことがよいとされているそうです。 スッキリしました。ありがとうございました☆ 最後に多少のひっかかりはありましたのものの、“紅茶の産地”の文化に触れ、たっぷりとお土産もいただいてしまい、冷たい強風が吹き荒れる中、このセミナーに参加して本当によかった!と思います。 みなさま機会がありましたら、スリランカ大使館他、紅茶の産地の大使館で行われる紅茶セミナーにも、ぜひおでかけ下さいね。 スリランカ大使館と日本紅茶協会共催の紅茶を楽しむ会 大使館でのティーセミナー、参加してみたい!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《ガレットのお菓子日記~お菓子作りの道具と材料》 (楽天)Homeへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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