ガレットのお菓子日記

国産小麦と天然酵母にこだわったパン屋さん ｔｗｉｎｓ（トゥインズ）が、三宿の交差点から3分ほど歩いた所に、この4月にオープンしていました。

国道246号線から一本奥に入った住宅や商店が続く静かな道沿いにあるこのお店は、平日の10:30から午後3:00まで4時間半だけオープンという珍しい営業時間のため、知る人ぞ知る隠れ家のよう　

今の時期は、入り口脇の薔薇のアーチが美しい～。

twins　お店の入り口は右側

　国産小麦と天然酵母を使用

お店はこじんまりとしていて、シェフが一日に作ることのできるパンの数も限られています。
４時間半だけ営業する秘密は、シェフが今の時期、最も大切にしているのが「子育て」だから。
お子さんに手がかからなくなる将来、もっと違ったお店の形態になるかもしれませんが、今、自分にできる最も無理のない状態を考えて、この形式にされたそうです。

粉と酵母にこだわった手作りパンのお店を開きたい…。
まさに主婦の夢がぎっしり詰まった空間がそこにありました。


twins　店内
中でいただける“ちょこっとスペース”もあります。
スタッフは、ご家族かな？という雰囲気。

店名のtwinsはシェフが愛する「双子ちゃん」と「国産小麦＆天然酵母」の両方の意味をかけているそうです。

twinsの天然酵母は、米・味噌、麹を主にレーズン、プルーンと自家製酵母をブレンド。


twins　オリーブ　\360

私はお菓子は作りますがパンが作れないので、天然酵母に関しては作るのに時間がかかるということ以外はよく知らないのですが、食パンを手に持たせていただいたら、ずっしりと重い。

フランスパンが売り切れだったので、他のものを買ってみました。
買ったパンを食べてみると、「味がある」というか「味わい深い」というか、「かめばかむほど味が出てくる」というか…。

オリーブのパンはもっちり。塩味がきいています。噛み千切るのがたいへんなくらいの食感。
お食事パンにいいですね。

　
twins　フルーツパン　\400

数種類のドライフルーツが入った食べやすいパン。翌日になっても十分な美味しさがありました。

　　
twins　ローズパン　\160

甘さのあるパン。ちょっと詰まった感じがあるにはありますが…。
この型はお菓子で使った方が美しさがはっきり出るかな。
パンに薔薇型を使うのは珍しいかも。
季節感はばっちりです。　

ｔｗｉｎｓ（トゥインズ）
世田谷区池尻2-36-1
03-3418-6171
営業時間　平日10:30～ 15:00
（電話で取り置き予約、15時以降のピックアップも可能）
定休日　土・日・祝日
東急田園都市線 池尻大橋駅（渋谷から１駅）南口から徒歩6分
渋谷からバス「三宿」下車徒歩3分

三宿の交差点から徒歩5分圏内には、わざわざ遠くからパンを買いに人が集まる有名店シニフィアン・シニフィエ（取り扱いパン一覧）や、向かい側にケーキ屋（ラ・テール）、レストラン＆カフェ（ラ・テール・メゾン）があるフランス製石窯焼きパンのブーランジェリー ラ・テールもあります。

　男性のお菓子屋さんはパティシエ、女性はパティシエールといい、最近非常に注目を集めていますが、男性のパン屋さん（ブーランジェ）に対し、女性のパン屋さんのことは何と言うのでしょうね？ブーランジェール？
→調べてみました。女性名詞はやっぱり boulangère ブーランジェールでした。
このフランス語はまだ浸透していませんね☆
ちなみに、お菓子屋さんはパティスリー、パン屋さんはブーランジュリー。

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