テーマ:スイーツ★スイーツ(13276)
カテゴリ:パティシエのお菓子
ロワゾー・ド・リヨンのリニューアルでなんといっても一番嬉しいのは、2階にお茶やお菓子がいただけるサロンができたこと。
これで生菓子をその場で楽しむことができるようになりました ロワゾー・ド・リヨンのある湯島は、上野からも歩いてすぐ近く。 先日ご紹介した上野散策(上野公園の美術館~うなぎ伊豆栄~不忍池~旧岩崎邸)の帰りに立ち寄るのもいいですね~。 ペカン 470円 苦味がきいたクレーム・オ・ブール・カフェ(コーヒー味のバタークリーム)がふわっと柔らかい口当たり♪ みっしり詰まった生地とピーカン(ペカン)ナッツのガリボリ感、甘さと・苦みが渾然一体となって押し寄せてきて、美味しい~っ! ナッツ好き、ガッツリとした重厚な味を好む人におすすめ。 ああ、生地は何層に重なっているのかしら、などと頭の片隅で考えても、数えることもばらすこともなく、上から下までフォークを一気におろしてぱくっと口の中へ次々と…。 この1つをいただいただけでもう大満足。他はいらない、という充実感のあるケーキです 砂糖がけしたピーカンナッツはザクザクザク…。 クリームのおいしいこと、おいしいこと。 1階ショーケース 加登 学シェフのお菓子はどれも華やかな見かけに負けることなく、しっかりとした味わいの妙がありますが、その中でも私が最も心ひかれるのはクレーム・オ・ブールを使ったお菓子。 最初にオペラをいただいた時に、改めて感じたバタークリームの美味しさは、その後ロワゾー・ド・リヨンのケーキを食べるごとに、第一印象が間違っていなかったことを再確認。 ペカン 秋に向けての新作 「バタークリーム」は昔々の日本では、イブの夜に会社帰りのお父さんが買ってくる硬くこってりとしたクリスマスケーキの上に絞られたピンクの薔薇…のイメージだったのを思い出します。 同じバタークリームがクレーム・オ・ブールとフランス語読みされ、薄い生地の上に何層にも重なり、適温で口にした時のとろける美味しさを知ってしまった今、とても同じものと考えるわけにはいきませんね。 そう、きちんと作られ、適温で柔らかくもどったバタークリームは素晴らしくおいしいんです☆ (冷蔵庫から出したてのものをすぐ食べてしまっては、その美味しさに出合えません。バタークリームを使ったお菓子は、しばらく常温においてからいただくのが鉄則) ロワゾー・ド・リヨンの2階 サロン・ド・テ 初日オープン直後 壁に飾る絵の額装が間に合わず、あと一週間ほどで届くそうですが、ロートレックやルノワール等をかけ、シックな感じにまとめたいとのこと。 壁の木目の茶色、オレンジの色にはこだわりが。 座席数も多く、ゆったりとしています。 階段近くには一人用の席も。これは嬉しい!一人でマニアックにケーキを楽しむこともできますね。 こちらのお店は場所柄男性のお客さんも多いので、男性一人でいらしても全く違和感なくスイーツが楽しめると思います。 1階のパンもこちらでいただけます 紅茶は『ルージュゴージュ』 680円 サロンにはコーヒーもありますが、紅茶に力をいれているそうです。 紅茶コーディネーターの資格を持つマダムがお薦めするオリジナルブレンドののフレーバードティー『ルージュゴージュ』は、薔薇とサクランボの甘酸っぱい香り。 マグカップは英国のエインズレイ、カップ&ソーサーはドイツ製? 加登 学シェフにお話を伺いました。 リニューアルにあたっての抱負は? [第1の目標] まず今一番大切なのは(前のページにも書きましたが)「ここで出すお菓子の安定」。 さらに、10月にはアトレ上野に出店が決まっているため、新しいスタッフがオープンまでに完璧になるように育成すること。 具体的には、普段作る1/2量で仕込み、回数をたくさん作らせるようにしているそうです。何度も繰り返し同じ作業をすることにより、問題点も見えてくるとのお話でした。 [第2の目標] 2階に作った専用の「お菓子・パン教室の充実」。 単発で行っていますが、4月頃からコースを作る予定。 フランスのクラシック菓子から、紅茶教室やお菓子の歴史を学ぶようなお菓子に関わる総合的な教室にしていく予定。 ↑ これは嬉しいお話です。今迄は、お教室内容をご紹介したくても先着順であっという間に予約が埋まってしまうので、自分がレッスンに参加できなくなるのを恐れて私のブログでは積極的にご紹介できませんでした。 この先レッスン数が増えていくようでしたら、安心しておすすめできます☆ 二階への階段 [第3の目標] 「アシェットデセール(皿盛りデザート)を出したい」 オープン当初は1階のケーキとパン、キッシュなどを2階のサロンで提供しますが、来年夏頃からはアイスクリームも登場させ、皿盛りデザートを出していきたいとのこと。 待ち遠しい~! [第4の目標] 「ランチをやりたい」 フランス(リヨン)のお昼に定食屋で食べられるような、スティック・フリット(ステーキとポテト)、グラタンドフィノア(ジャガイモのグラタン)、クネル(魚のすり身のようなもの)とか…。 最初はご自分で、後には専用のコックさんを雇ってできるようになりたい、と。 [第5の目標] 4階、5階を使って「お菓子学校をしたい」 一つの質問に対し、よどみなくスラスラとこれだけのお答えが返ってきました。 ○○したい、という希望の形でお話されていましたが、これは間違いなく近日中に着々と実現されていく手ごたえを強く感じました。 久しぶりに「計画性」「しっかりした人生設計」…を目の当たりにし、ただ日々の生活に追われる我が身を思わず振り返ってしまいました 堅実。着実。一歩一歩。 なんだかじーんときます。私は単純なので、応援したくなってしまいますね~。 加登 学シェフ ※ ブログ掲載許可をいただいています ロワゾー・ド・リヨン お店のブログはこちら 文京区湯島3-42-12 03-3831-9901 営業時間 10:00~21:00 (2008年9月1日から変更になりました) 定休日 年中無休 [サロン・ド・テ(本館2階)] 営業時間 11:00~19:00(L.O.18:30) 定休日 臨時休業あり 「お店にお問い合わせ下さい」(HPより) 東京メトロ 千代田線 湯島駅2番出口から徒歩3分 銀座線 上野広小路駅・大江戸線 上野御徒町3A出口から徒歩3分 JR御徒町駅・京成上野駅から徒歩5分 地図 ロワゾー・ド・リヨンのキーワード『ルージュゴージュ』とは? に続きます ロワゾー・ド・リヨンに行きたい!と思われた方は ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ 《ガレットのお菓子日記》 Home へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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