テーマ:スイーツ★スイーツ(13278)
カテゴリ:チョコレート
カバーしてある薄いチョコレートがパリッと軽やかに割れ、中の塩キャラメル味のガナッシュがトロリンとゆるやかに口の中で溶け始めた…と思ったらあっという間に消えていく。
これは素晴らしく上品な口どけのよさ! なんと軽やかなショコラなのでしょう~。 パリで人気のアルノー・ラエールのショコラは実に魅力的です。 サロン・デュ・ショコラ2009 でショコラの詰め合わせを購入 『ドームアート』 ゲランドの塩を使った塩キャラメルガナッシュ センターはコニャック風味のキャラメルガナッシュ 「フランス人はショコラブランシュ(ホワイトチョコレート)をショコラとして扱わない」場合が多いと、クリスマスケーキの記事の所で以前にご紹介しましたが、このように最近流行している鮮やかな色をつけるためには、ショコラブランが見直されてきているのかもしれません。 従来のショコラノワールでは発色しないので、白いショコラが必要とされるようになり、フランスではその使い方に改めてスポットが当たる時代になっているのかも。 それでもショコラブランシュの味は極力少なく抑えたい → 上がけショコラとしては厚みをギリギリまで薄くしたい → 口溶けが更に良くなる??? …かどうかはわかりませんが、そんな流れもある得る?と想像してしまいます。 プレーンプラリネショコラ シェフの頭文字(LA)の文字がついたショコラが二つ。これがきっとアルノー・ラエールを代表するショコラなのね、と思いつつも「自分チョコ」として全部食べる気まんまんの私の場合は、一つずつ違う種類の方がよかったのに…とちらりと考えてしまいました。 あ!ショコラブランだから上がけを薄くしたのではなく、ノワールであってもやはり上がけは非常に薄かったです。仮説失敗。 どれにも共通するのは非常に軽やかな品のよさ。 滑らかなガナッシュが口の中から消えていく瞬間、なんともいえない幸せな気持ちに。 この上品さがラエール氏のショコラの大きな特徴なのですね。 このショコラはどのお皿にのせたら美味しそうに見えるかな? 最初にのせてみたのは、マイセンのお花の柄の小皿。 こ・これは…似合わない モダンなデザインのショコラは、意外とあわせるお皿が難しいかも…。 ガラスの器ならどうかしら?私の家にモダンなお皿ってあったかな?と色々と試してみますが、いまひとつピンときません。 黄色のラインが入って少し厚手のぽってりとしたお皿にのせた時に、これなら納得、とようやくほっとしました このお皿は、オーストリアの GMUNDNER のもの。 最後の一つ、空色のお皿はおまけで和皿です。 裏には「翔山」の文字が。ふだんはこれを茶托として使ったり和菓子をのせたりして使っています。 パリで人気のアルノー・ラエールのお店は、モンマルトルの丘にほど近い、お店屋さんが並ぶ通り沿いにあります。 坂の下の方は下町の雰囲気たっぷりでごちゃごちゃっとした賑やかさがありますが、アルノー・ラエールのお店があるあたりはぐっとおとなしいすっきりとした町並みです。 中でお茶をする場所がありませんでしたので、ケーキやマカロンを買い、丘の上までのぼってサクレクール寺院の前で豪快にいただきました。 2007年3月 パリのアルノー・ラエール 赤や緑のショコラにあう器を探しているうちに、オレンジと茶色の箱に入っている時がとても素敵に見えるのに改めて感心。 (一番上の写真を見てね) この色あわせのセンスは、さすがプロですよね~。 アルノー・ラエールといえば、テーマカラーは↓このオレンジ。 2007年パリのアルノー・ラエール 2009年1月20日サロン・デュ・ショコラ プレビューにて アルノー・ラエール氏 ※許可をいただいて撮影しています ラエール氏は、パティシエのM.O.F.(Meilleur Ouvrier de France・フランス国家最優秀職人)の称号をお持ちです。 コックコートの襟元の三色旗の色は、栄えあるM.O.F.の証 アルノー・ラエール(Arnaud Larher) 53, rue Caulaincourt 75018 Paris tél/fax : 01 42 57 68 08 開店時間 10:00~19:30 定休日 日曜・月曜 ショコラにあうお皿を選ぶのは楽しい♪と思われたら ↓を押して応援して下さい☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ サロン・デュ・ショコラ2009 もくじ ガレットのお菓子日記 Home 食べログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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