3月のお菓子教室のテーマカラーは
黄色。
春を表す色は、日本では桜のピンク色、西欧では黄色。
今の季節、あちこちで美しい花をたくさんつけているミモザ。
その花に見立てたふんわり優しいお味のケーキ『
ミモザ』と、
イースターの伝統菓子『
シムネルケーキ』を手作りしました。
太陽が輝いていてもまだ風が冷たいこの時期に、一足お先に春を楽しむティータイムを
2009年3月 お菓子教室
イースターといえば、
卵と
うさぎ。
美しく模様が描かれた卵や、動物フィギュアも飾ります。
ほわほわっとした外見の『
ミモザ』。
カットすると中には
苺と卵を使ったたっぷりのクリームが♪
切り口が見えた瞬間の「わぁ~
」という声が嬉しい~。
最近お気に入りの
グムンドナー陶器。普段使いでカジュアル柄ですが、どこか可愛らしくて愛用しています。
オーストリアの職人の手描きなので、ひとつひとつちょっとずつ柄の太さが違っていたりして、温かみがあるのが大好き
カップは190mlと130ml。私が使っているのは190mlの方。
もう一品は、イースター伝統の英国菓子『
シムネルケーキ』
フルーツケーキの上にマジパンをのせ、マジパンを丸めたボールを飾ります。
「ユダを除くキリストの11人の弟子を意味する11個のボール」または「オリンポスの12神を現す12個のボール」という二つの説が。
レーズンや
オレンジピールなどのドライフルーツがたっぷり入っているので、手で持つとずっしりと重い
同じフルーツケーキでもクリスマスやウェディングの時は何ヶ月もお酒に漬け込んだドライフルーツを使いヘビーな味わいですが、シムネルケーキはあっさりとした軽さで食べやすい☆
15世紀の王室の料理人、ランバート・シムネル(Lambert Simnel)がこれを考案し、その名がつけられました。
イースターのお菓子であると同時に、このお菓子は母の日のお菓子としても有名。
奉公に出た娘が故郷の母のために作ったという言い伝えが。
『
シムネルケーキ』
イースターとは、十字架にかけられたイエス・キリストの復活を祝うお祭り(復活祭)。春の訪れを喜ぶという意味もあります。
フランスでは
パーク(Pâques)。
イースターは「
春分の日の後の最初の満月の次の日曜」。
3月21日~4月24日ごろ(宗派により更に違う日のことも)と、毎年日にちが変わります。
キリスト教で、最も重要な行事(クリスマスよりも重要)とされていますが、移動祝日というシステムがわかりにくいせいか、日本にはなかなか定着しないようです
日本ではこの季節は「桜
」一色になってしまうため他の行事が入る余地がないのかもしれませんね。
パリでは、この時期、いたるところで
卵型やニワトリ型、うさぎ型のショコラを目にします。可愛らしいですよ~。
パリでみかけた卵・動物ショコラの写真は
こちら。
イースターについては
eigoTown.comの「イースターって何?」のページに詳しい情報が。
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