カテゴリ:★カフェ、ティールーム
「なんか、プリンセスがふたりいた」という小さな女の子の声が耳に飛び込んできました。
場所は、4月29日に 新宿タカシマヤ 4階 にオープンしたばかりのサロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコ。 お菓子研究家 今田美奈子先生のティーサロンです。 シュガーのウエディングケーキ 入口近くの華やかな展示が目をひきます ケーキナイフにつけられたお花も繊細なシュガーで作られています。 白鳥の置物が優雅~ 小さな女の子は、何を見て“プリンセス”と思ったのでしょう? 子どもは、残酷なほど正直。思った通りのことをズバッと口に出しますので、実はけっこう怖い。 その子にとって、ここは「お姫様のいる場所」なのね、と思うとちょっと嬉しくなってきました。素敵な感性 一人で探検していた女の子がサロンの壁面の展示物を見て、ぱたぱたとママの所にもどって言ったのが冒頭のひとこと。 そのプリンセスは、こちら。 クリノリンレディ 隣に、もう一人並んで立つ姿は、なるほど二人のプリンセス シュガーペーストで作ったフリルを重ねると、軽やかなドレスに見えます。 フリルの色はグラデーションに。 子どもらしい素直な感想♪ そう、ここはお姫様が好き、薔薇が好き、お菓子が好き、食器が好き、きれいなものが好きな人たちがたくさん集まってくる場所なのよ~。 クリノリンレディのドレスに似たピエールくん(ピエール・ド・ロンサール) この時期、ついつい、何をみても薔薇を連想してしまう私…。 飾り棚の中に、シュガーの細かい絞りの作品 ストリング ワーク↑ ロイヤルアイシングで線をたらし、宙に浮かせて絞るテクニック。 一定の力で同じ間隔に絞り、完全に乾いてから逆方向を絞る。高度なワザ! 左のハート型は、ロイヤルアイシングで絞ったレース模様。いくつもの同じ形のレースの部品を一つ一つ絞り、アイシングで接着していきます。 割れやすく、移動に弱いので、必ず部品は多めに絞り、予備をたくさん用意します。 右は、シュガーで作ったテーブルセッティングの作品。 テーブルの上に、更に小さなテーブルセッティングがのるミニチュアの楽しさが。 今田先生の世界が余す所なく展開されているこのティールーム。 レシピを変えることなくずっと受け継がれているお菓子や、繊細な英国系シュガーデコレーションのお教室で習う作品、先生の食器、銀器、美術品のコレクション…。 初めてご覧になる方は、まぁ、可愛いと作品を眺め、あら素敵☆思うかもしれません。 あるいは漠然と、なんとなく居心地がいい場所、とだけ思われる方もいらっしゃるかも。 今田先生の著書を読まれたり展覧会にいらしたことのある方は、その世界が実際に目の前に現れ、体験できる嬉しい場所に。 そして現在お教室で学ばれている方々には、見慣れた世界。 また卒業生は懐かしく、自分の知るお菓子やシュガーに新たな気持ちで接し、原点を思い出すきっかけに…。 などなど、様々な人が色々な立場でこのサロンに集うのは実に楽しいことですね。 この場所は、とても明るく、気軽にお茶やお菓子、おしゃべりが楽しめるティーサロンです。 ただちょっと普通のお店と違うのは、ごくごく控えめではありますが、今田先生の愛する品々やこだわりが、店内のあちこちに見られるんですよ☆ 順にいくつかの謎解きをしていきますね。 サロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコ Salon de thé Musée IMADA MINAKO 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 新宿タカシマヤ4F 03-5361-2992 営業時間 10:00~20:00(土曜日は20:30まで) 定休日 なし(新宿タカシマヤに準じる) JR・小田急線 新宿駅新南口から徒歩すぐ 新宿タカシマヤ 地図・駐車場案内 お菓子・お教室に関するお問い合わせ先 今田美奈子食卓芸術サロン 03-3376-6011 受付時間 10:00~18:00 展示品をゆっくり眺めたい時は、午前中または夕方5時すぎに行くのがおすすめ。 場所は4階の婦人服売場の奥です。 4Fフロア地図 次はマリー・アントワネットのお菓子を書くか、ステンドグラスについて書くか、どちらかの予定です。お楽しみに~。 次のページに続きます サロン・ド・テ・ミュゼ イマダミナコ もくじ 『お祝いのシュガーケーキデコレーション』 『貴婦人が愛した食卓芸術』 シュガーのデコレーションは繊細!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home 食べログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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