カフェラントマンでウィーン菓子を @青山 Ao(アオ)
1873年にウィーンに登場し、約130年もの間親しまれている老舗、カフェ ラントマン(本店サイトはこちら)が海外進出第一号店として選んだのは東京・青山。本店の雰囲気を忠実に再現したという店内は重厚ですが、意外に広いテラス席があることで、開放的な造りになっています。『ラントマントルテ』 650円 こちらは、お店の名前がついたスペシャリテ。「シナモン風味の生地とキャラメルやオレンジのクリームの層にフランボワーズのソースをコーティングしました」と説明にあるそのままの複雑なお味。硬めの食感は、ああ、ウィーン菓子ってこんな感じ、と記憶を思い起こさせてくれます。 運ばれてきた時、お皿に水滴がついていたのがやや気になります。解凍の状態か…?惜しい。 次回はザッハトルテかモーツァルトトルテにチャレンジ。サイドはチョコレートで覆われています カフェといっても、こちらではヴィーナーシュニッツェル(ウィーン風仔牛のカツレツ)をはじめ、スープ、サラダ、煮込み料理ほか、しっかりお食事もできるのが魅力。平日には、スープランチ1,200円、パスタランチ1,800円、お料理ランチ2,500円も。『メランジュ』 コーヒー:泡立てたミルク=1:1 900円 ケーキセットは、お好みのケーキ(650円)に+650円で飲物が付きます。ラントマンブレンド、フェアレンゲルター、アイスコーヒー、ダージリン、アイスティーの中から選択。+750円だと、飲物はメランジュ、カフェラテ、アインシュペンナー、フランチェスカーナー(各ホット・アイス)の中から選べます。 お店の雰囲気は非常に良いのですが、まるでファミレスを思わせるようなプラスティックでペラペラの、大判のメニューが登場したのはいただけません。せっかく店内をウィーン風に再現しているのに、このメニューを見た瞬間に大きな違和感が。ぜひ細かい所まで再現してもらいたいものです。この時は、ぺらぺらメニューと、少し雰囲気のある一枚の紙のメニューとが同時に登場していましたが…。 左側、明るい窓の奥はテラス席 表参道の交差点から渋谷方面に少し戻り、スパイラルビルの斜め向かい、骨董通りがR246に突き当たるこの場所には、以前は老舗スーパーの紀ノ国屋のビルがありました。その場所に、今は背の高いビル Ao (アオ)がそびえ立っています。(現在、紀ノ国屋インターナショナルはこのビルの地下で営業) 2009年3月下旬にグランドオープンしたばかりのAoビルの4階にカフェ ラントマンが。新しいファッションビルの中に老舗カフェ?と、近づくまでは若干不安に感じましたが、一歩店内に入ると落ち着いた内装になっていますので、青山でゆっくりおしゃべりを楽しむのにちょうどいい雰囲気のお店です。 お天気がよければテラスに出ると気持ちがよさそう。 私たちが訪れた時間帯(平日・午後3時ごろ)は女性客が多く、ほどよい賑わい。店内が広いのでゆったりとした気分でお茶ができます。都心にいるのを忘れるこの空間は貴重です。青山(表参道)でお茶、という時にここを覚えておくと便利。一人でのんびりと贅沢な時間を過ごすのもいいかも。 フラッシュをたいていませんので写真が暗く、わかりにくいかと思いますが、実際は重厚で美しい赤いソファーや壁紙。この柄、好きですねー☆カフェ ラントマン(CAFE LANDTMANN)東京都港区北青山3-11-7 Ao(アオ)4F03-3498-2061営業時間 11:00~23:00東京メトロ銀座線・半蔵門線 表参道駅B2出口から徒歩3分 地図 カフェラントマンを出て渋谷方面にむかって歩くと、2009年 6月18日にオープンしたばかりのカフェ ジェルボーが。こじんまりとした展開でケーキ類の販売がメインですが、数席お茶ができるスペースもあります。1858年創業の本店は、ハンガリー、ブタペストの GERBEAUD 。このお店は、皇妃エリザベートがよく訪れ、特に『ドボストルタ(Dobos torta)』を大変気に入っていたことで世界的に有名に。(ドボストルタの写真はこちら) また、カフェジェルボーのすぐ先には、ご存知 ピエール・エルメ・パリ の青山店が。 こどもの城の前を通って坂をおりるとすぐ渋谷。表参道~渋谷間から目がはなせませんね。★今までにご紹介したウィーン菓子店 ツッカベッカライ カヤヌマ (溜池山王) コンディトライ ノイエス (青葉台) リリエンベルグ (新百合ヶ丘) ナッシュカッツェ (江田)★ザッハトルテについて カフェラントマンのテラスでお茶してみたい♪と思われたら↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ガレットのお菓子日記 Home へ食べログへ