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カテゴリ:パティシエのお菓子
青山で友人とカジュアルな中華ランチを食べた後、おしゃべりの続きのため当然ケーキとお茶を
歩いて行かれる範囲には魅力的なお店が何軒もあります。 2009年8月5日 サティネ 5種皿盛り(Assiette Cinq Satine)1,680円 イタリア菓子 ソル・レヴァンテはこの日はお休み。 ウィーン菓子 カフェ・ラントマン、ハンガリー菓子 ジェルボーには秋になったら行きたいね、と今回はパスしてピエール・エルメ パリへ。 私たちが入った時はお茶の時間に少し早かったのか、二階のバーショコラのソファー席が空いていて、ゆったり座ってケーキを選ぶことができました。 その後あっという間に混んできたのでラッキー♪ 一階のケーキを見て心惹かれたサントノーレ・サティネなどを単品で頼むか、二階だけでいただけるセットにするか、それともクープ(パフェのようなもの)…と、友人と共にかなり迷います。 結局、8月のお菓子サティネのセットに。 5種といっても一つ一つが小さいので、するっと食べてしまいます。 三角形のものが代表格のサティネ。クッキー生地にパッションフルーツ風味のスポンジ、焼いたチーズケーキとチーズのムースの二段重ね。上にはオレンジマーマレードが。 シンプルに美味しく、夏にこういうお菓子が食べたかった♪という感じ。 サティネとは? エルメ氏が提案する、チーズケーキを中心にしたパッションフルーツとオレンジの味のハーモニー。 2006年からFETISHという名で毎月一つのフレーバーに集中し、様々なタイプのお菓子を作るという試みがなされていますが、サティネはその中の一つ。 fetish=[英語]盲目的崇拝の対象 ここではチーズに注目。 日本で人気のチーズケーキは、ドイツ・オーストリア菓子等を元に日本独自に発展したもの。 意外なことにフランスでは、地方菓子を除き甘いチーズケーキは一般的ではありません。(ベルギーでも同じ) お菓子に使う新たな素材としてチーズをしっかり利用しているエルメ氏の姿勢は、とても新しい。「フランス人がチョコレートとして認めない」とも言われるホワイトチョコレートとの組み合わせにも注目。 (サティネを知ったのは昨年ですが、最初に登場したのはいつでしょうね?) エルメ氏の右腕として実際に日本のピエール・エルメを統括するリシャール・ルデュシェフの特別講習を受けた時に“フランス人がチーズを使って甘いお菓子を作るのは珍しい”と確認。そのお話はこちら サティネの詳細はエルメのHPの Mordu de Satineに。 mordu=愛好者、ファン クープグラスサティネ 大きな写真ですが、実際はほんの一口の可愛らしいサイズ。 小さくても味はしっかり。 爽やかなパッションフルーツの軽いソルベの下にはクリームチーズのアイスクリーム。底にはオレンジが隠れ、あっという間に食べきってしまいます。 マカロンサティネ これは、昨年のリシャール・ルデュシェフの特別講習の時におまけで試食。改めて食べてもやっぱりよくできたマカロン。 周りは薄くぱりっと、中はサクふわっとした王道のこれぞマカロンというイメージ通り。 チーズのクリームの中に、オレンジとパッションフルーツのパートドフリュイが隠れているのが嬉しい エルメ キャレ・サティネ 底はサクサクのサブレ生地。間にパッションフルーツのコンポートをはさみ、マスカルポーネのクリームの周りはホワイトチョコレート。上にもパートドフリュイを飾る手の込んだ仕様。 プティガトーよりも更に小さなミニミニサイズ。 こんなに小さいのに、よくもまぁ、味を重ね、コンパクトな中にぎゅっと詰まった美味しさを出しているものだと驚く一品。 半分にカットしましたが、これは一口でぽいっと口の中に入れてみたかった! ボンボンショコラ・サティネ どれも美味しい中、私が一番好きなのはこれ。 最近流行のパートドフリュイとガナッシュの二段重ねというスタイルで、ビターチョコレートが大人っぽく味を引き締め、甘い方向に流れず、後味はクール。(冷たい、という意味のクールではなくカッコイイという意味のクール) ガナッシュにはパッションフルーツが使われ、パートドフリュイはオレンジ。…と、解説を読んで納得。オレンジとチョコレート、パッションとチョコレートはあいますねー。 これにはチーズは使われていません。 エルメでコーヒー サティネの組み合わせはさっぱりとして、日本の夏によくあいます。こういうものが食べたかった♪ …よく考えると、日本の夏よりずっと涼しいフランスの夏(北海道くらいの気候というイメージですが)を過ごしているエルメ氏が、蒸し蒸しと暑い東京の夏に町を歩いていても食べたくなるようなお菓子を作りだしているって、すごいことですね。 青山通りに面した涼しげなディスプレイ 2009年夏は宝石のモチーフ 渋谷の方を向いた入口 同行した友人が「お休み?」と聞いたほど“閉じた感”のある扉はちょっと不思議。 もちろんこの前に立つと、さっと扉は自動で開き、目の前にはエルメのスタイリッシュなお菓子の世界が広がりますが。 ピエール・エルメ パリ(Pierre Hermé) 青山店 渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山1・2F 03-5485-7766 2Fにイートインあり 営業時間 1F ブティック 11:00~(月~土)21:00 (日・祝)20:00 2F バー・ショコラ 12:00~20:00(last order 19:30) 東京メトロ銀座線・半蔵門線 表参道駅から徒歩4分又は渋谷駅から6分 サティネを色々食べてみたい☆と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home へ 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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