8月のお菓子教室は、
ガレット・ブルトンヌにしました。
ガレット・ブルトンヌはフランスのブルターニュ地方の伝統菓子で、甘さの中に塩味が光ります。これはよく作る大好きな焼き菓子
『
ガレット・ブルトンヌ』
普段からあまりお菓子を作ってはいない方々にお教えする時には、見慣れない型を多用しないよう気をつけています。
スポンジ型・タルト型・パウンド型のような家にある型を使ってできるものの方が、帰宅してすぐに作れるからいいですよね。
でも、焼き小菓子の時には少々困ります。
焼き小菓子の型は、マドレーヌ型・フィナンシェ型・丸セルクル・小判型ほか、形が実に様々。
今回は二種のサイズのセルクルを使用するため、お家に型がない方のためにφ20cmのタルト型で大きなガレットも焼いてみました。
食感は、大きい方が優しい口当たりとなり、違った二つの味わいが好評♪
ステンレスセルクル丸 φ55 タルト型20cm(底取れ式)
召し上がった生徒さんが「こんなに美味しいとは思わなかった~!」と驚かれていましたので嬉しくなっちゃいました。
最初は、「よく焼き菓子の詰め合わせに一つくらい入っているお菓子ですよね」と、その地味な見た目に平静な反応でしたが、一口食べるとぱっと笑顔に。
この瞬間が好きですねー。
2009年 8月26日 お菓子教室 ガレットブルトンヌ
ザクザクに焼ききってクッキーのようにするのではなく、周りはサックリ、中心は少し柔らかさを残しています。
柔らかい…といっても、ふんわりともしっとりともまた違います。
ホロホロ…っと崩れてくる脆さがありながら、かみしめるとバターとヴァニラの香りがぶわっ。
そしてワンテンポ後に塩味がキラリ
ゲランドの塩 フルール・ド・セル
本来は、塩味のバターが美味しいブルターニュ地方では地元の有塩バターを使って作るようですが、ここではゲランドの塩を加えました。
ゲランドの塩の中でも最高級品のフルール・ド・セル。
fleur=花 sel=塩
海水が蒸発して塩になる時に、最初に表面に浮き上がってきた結晶を花びらを摘むように手作業で集めるところから、フルール・ド・セル(塩の花)と呼ばれています。
ただ塩辛いだけではなく、はっきり感じる甘さがある不思議なお塩。ミネラル分がたっぷりです。(魚の塩焼きの時にも使っていますよ~♪)
お教室の最後に、おまけでフランスの塩のお話も少ししました。
パッケージには、塩を頭にのせ運ぶ女性の絵や、塩田で、グランドを平らにならす道具のようなもので塩を採る姿が。
現在でも、全て手作業。化合物も一切添加されていないところが魅力です。
夏は汗をかくからか?少し塩味のお菓子を美味しく感じました~。
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