テーマ:●食べた物の画像♪(86574)
カテゴリ:パティシエのお菓子
ジャパンケーキショー東京の喫茶コーナー ショーケースの中に華やかな色合いのケーキがずらっと並ぶ中、何故か心ひかれる渋い色合いとシンプルなデザインのこのケーキ。
サイズはけっこう大きめです。 お抹茶を使った、その名も“緑色のお茶”『テ・ベール』は、最初に登場した『エスカルゴ・ルージュ』を作られたのと同じラ・ヴィ・ドゥース の堀江 新シェフ作。 ラ・ヴィ・ドゥース 『テ・ベール』 thé=お茶 vert=緑色の 緑一色に見えても、上下二段の緑は意味合いが違っています。 下段は、抹茶のムース。なんと、全くお砂糖が入っていないので、そこだけちょこっとお味見すると、全然甘くない!と驚きます。 上段は、抹茶のシブースト。 シブーストといえば、通常はクレーム・パティシエール(カスタードクリーム)にメレンゲとゼラチンをプラスしたクリーム。 フランスでは19世紀半ば頃から作られている歴史あるクリームです。 メレンゲの力でふわっふわ とってもエアリー♪ イタリアンメレンゲを使っていますので、ムースと比べ甘さがしっかり。 シブーストクリームは、りんごと組み合わせてアントルメやプチガトーの形でよく使われますが、そのシブーストが抹茶に変身しているのが珍しいですね。 中にフルーツは入っていません。 切ってみると、あらっ!複雑な断面にびっくり。 これを上から下まで、一気に口にすると、実に“ちょうどいい甘さ”に。 シブーストは大好きですが、サイズが大きいので全てがこのクリームだときっと甘すぎます。 計算され尽していますね。 そして、中にはカリカリの食感がある素材が隠されているのがまた嬉しい。 肝心の抹茶の風味は、抹茶の粉だけでなくもう一品で補強され、見た目も香りもしっかり存在感があります。 そして、なんといっても特徴的なのは、一番上のカラメリゼ。 軽くたたくとコン!コン!と手ごたえがあり、そしてバリッ、と割れます。 ザクッ、パリッ これが美味しい♪ クレーム・ブリュレの上のカラメルのように、バーナーで焼かれて艶やかに光り、その甘く香ばしい味でケーキの印象をぐっと引き上げます。 この焦げ具合、この味わいには覚えがある!どこかで食べた懐かしい記憶が…。 いつどこでこの味に出会ったのか? 友人と話しながら、どこで食べたことがあるのか何とかして思い出そうとしますが、どうしても浮かんできません。 でも、初めて食べる味でないのは確か。子どもの頃の記憶??? う~、思い出せない!と、もどかしい思いを抱いて帰宅し、ブログを書こうと堀江シェフ関連の資料を整理していると、謎が解決。 なんと、今年 5月の講習会で、私、テ・ベールを習っていました! あらら~記憶力がにぶい 2009ジャパンケーキショー東京 初日 喫茶コーナー テ・ベール、けっこう大きいでしょう 下段には、エスカルゴが。 このテ・ベールは、現在はお店に出ていません。春になって復活するのをお待ちしています☆ 堀江シェフの著書(共著含む) 焼き菓子の秘訣 7人のパティシエ 人気パティシエが教えるスポンジ・パウンドケーキと焼き菓子 今までのラ・ヴィ・ドゥースの記事はこちら パティスリー ラ・ヴィ・ドゥース(LA VIE DOUCE) 堀江 新シェフ 東京都新宿区愛住町23-14 ベルックス新宿ビル1F 03-5368-1160 営業時間 (平日)10:00~20:00 (土日祝)10:00~19:00 定休日 月曜日 都営新宿線 曙橋駅A1出口から靖国通りを新宿方面に徒歩2分 東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅2番出口 まだ食べるの~?と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home へ 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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