テーマ:スイーツ★スイーツ(13274)
カテゴリ:パティシエのお菓子
いくつかのケーキを同時に食べる時には、軽いものから食べ始め、順に味の濃いもの、重いものへと進んでいくのが鉄則です。
最初にドーンと重たい強烈なものを食べてしまい、後は何がなんだかわからなくなってしまった失敗から学びました ジャパンケーキショー東京の喫茶コーナーで、次に選んだのは『デリス・ア・ラ・バナーヌ』。バナナとココナッツのケーキです。 エーグル・ドゥース 『デリス・ア・ラ・バナーヌ』 délice=無上の喜び、うっとり どの順番で食べるか迷った時には、教本『SWEETS COLLECTION 2009』を、その場でチェック。今年も買ってしまいました~ 2005年に初めて行った時から通算5冊目 今年の表紙も成城のマルメゾン 大山栄蔵シェフ・作 エーグル・ドゥースの寺井則彦シェフの生菓子のお写真はとても貴重。 というのは、目白の店内では写真撮影が禁止されていますので、講習やイベントの時以外に生菓子の写真を撮る機会があまりないからです。 (お持ち帰りすればいいんですけれどね。帰りにどこかに寄り道することが多いので、持ち歩くのが難しく、断念してしまいます) 一見軽そうに思えても、寺井シェフのお菓子はしっかり一個で満足感が高く深い味わいのものが多いので、今回は 4番目にいただきました。 そう、軽いのに濃い。深い。 ですから、他のお菓子と同時に食べる時には、寺井シェフのお菓子からスタートするのは避けた方が無難。 というより、特に寺井シェフのお菓子は、一個をじっくりそれだけで楽しむのが本道という気がしています。 かといって重たい~~~、というわけではないんです。ちょっと言葉にし難い いつもは、どのお菓子も1個だけ(あるいは2個)をじっくりゆっくりいただいていますが、こういった特別なイベントの時だけはお許し下さい!) 『デリス・ア・ラ・バナーヌ』 ふわふわに軽そうな見た目ですが、そこはやっぱり寺井シェフ。ラム酒がしっかりきいています。 お酒を飲むのは苦手ですが、お菓子に使われるお酒は果物などの味を引き立てるので大好き♪ バナナとラム酒、あいますね~。友人と二人で「“正統派の組み合わせ”だね」、とうなずきあいます。 バヴァロワーズ(ババロア)とセンターのクレーム・バナーヌは、口の中に入れるとシュ~ッと消えていく口どけのよさ。 シャキッと後に残る変な(ごめんなさい)舌触りは、ココナッツ。 ココナッツが入っていると知って食べれば美味しくいただけますが、全く知らずに食べると最後にちょっと口に残って「これは何?」と違和感を感じるかもしれません。 バナナとココナッツとラム酒。南国のイメージが膨らみますね 寺井シェフが作ると、ババロアは「軽い、ちょっとコクがある、おしまい。」ではなく、ここまで存在感のあるものになるのですね! ふわふわな口当たりなのに、どうしてこんなに強い印象が残るのか。 さすがです。目で見るよりも食べて納得。 実は私、かなりこのタイプのケーキが好き。 誰が食べても納得のやさしいお味も好きですが、個性的なものも好き。 その時の体調や気分にもよるかもしれませんね。 2009ジャパンケーキショー東京 初日 喫茶コーナー 今までのエーグル・ドゥースの記事はこちら 7人のパティシエ 高木康政/山本光二/堀江新/佐藤均/ 中川二郎/桜井修一/寺井則彦 共著 エーグル・ドゥース (Aigre-Douce) 寺井則彦シェフ 新宿区下落合3-22-13 03-5988-0330 営業時間 10:00~19:00 定休日 水曜日 イートインあり JR目白駅から徒歩8分 だんだん濃い味のお菓子に?と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home へ 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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