いくつかのケーキを続けて食べる時の順番は、“味の濃いものは後で食べる”と考えます。
ジャパンケーキショー東京の喫茶で、軽そうなものから選んで順に食べ進み、いよいよ最後の1個。
今回は二人で6個のケーキを食べました
2009ジャパンケーキショー東京 初日 喫茶コーナー
友人と二人で食べたケーキ 右上は2009年の教本
2009ジャパンケーキショー東京 もくじ
ラスト一個は、
エーグルドゥース 寺井則彦シェフの『
シャンティー・ココ』。
見た感じはフランスの古典菓子『
サンマルク』に似て、さらにシャープな細長。
生クリームの層とチョコレートの二層に上がキャラメリゼという構成に見えます。
(実際は、生クリームに見える所は、生クリーム+ココナッツ)
店内撮影禁止のため、写真は貴重。ここで写せてラッキー
エーグルドゥース 『シャンティー・ココ』
気品あふれるこの姿♪
無駄なデコレーションがなくスッキリとした潔さが本当にきれい。
味が濃いからといって重たいというわけではなく、“軽い食感なのに印象に残る強いお味”は寺井シェフの特徴。
このケーキを最後にもってきたのは正解でした。
表面のキャラメリゼの焦げ味が、やはり記憶のどこかにひっかかる懐かしいお味。
このホロ苦い部分が、全体の甘さを引き締めます。
キャラメリゼしてすぐにいただくと、パリッとした食感が楽しめると思いますが、それは時間がたっているので仕方がないところ。
『シャンティー・ココ』
最後まで置いたため、冷蔵ショーケースから出してから少し時間がたち、実に柔らかくふわ~っとした食感になっていて、それがまたいい感じ。
寺井シェフが教本に掲載されている二つのお菓子両方にココナッツを使われているのに少し驚きます。今こだわりの食材?
もう一つの『
デリス・ア・ラ・バナーヌ』では、ババロワとクレームの滑らかさの最後に残るココナッツの食感が多少気になりましたが、『シャンティー・ココ』の方は、ココナッツの粉はダクワーズ生地に含まれるため、すんなりといただけてこちらの方が好み。
白い部分はサンマルクの場合はクレームシャンティーですが、こちらはシャンティーココ。
ココナッツを使うからといって南国風にならず、逆にフランス古典菓子の方にココナッツという素材を引き寄せているような感じがしました。
7人のパティシエ
高木康政/山本光二/堀江新/佐藤均/
中川二郎/桜井修一/寺井則彦 共著
エーグル・ドゥース (Aigre-Douce)
寺井則彦シェフ
新宿区下落合3-22-13
03-5988-0330
営業時間 10:00~19:00
定休日 水曜日
イートインあり
JR目白駅から徒歩8分
喫茶コーナーで教本を買い、各シェフのお菓子を堪能した後は、ジャパンケーキショーの会場内へ。
ブログでご紹介できないのが残念!
迫力の大型チョコレート工芸菓子や飴細工の数々の展示。
そのあたりはプロやプロを目指すパティシエの卵たちに譲り、私たちは道具・材料の展示ブースへ。
季節柄、栗を使った素材やハロウィン関連のものが目につきました。
和栗ペーストが気になります。
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